【下町FP】円安・円高、今一つ分かりづらいのは何故
あなたのお金の心配を解消して、マネーストレスフリーを支援する下町FPの横谷です。
新型コロナでは株価もさることながら為替もガヤガヤしています。円安から円高っと思ったらヨコヨコ、円安とこれって何なのでしょうか?
以前円高・円安についての定義を100名弱の方にアンケート質問の形で聞いたことがあります。いくつもの設問のひとつでしたが、正解率は・・・
約6割でした。確かに私たちの買い物ではドルやユーロや豪ドルを直接使う事は少ないですから4割の方は何だか分からない、分からなくても困りませんよね。
でも、海外旅行に行く時などは外貨を意識してしまいます。外国に行くためには、パスポートはもちろんのこと、食事したり、ツアー参加したり、お土産を買ったりと訪問国のお金が必要になります。
それぞれ世界各国には様々な通貨がその国で流通しています。アメリカなら「USドル」、フランスやイタリアなら「ユーロ」、韓国なら「ウォン」と、それぞれの国で使われている通貨があります。
この通貨はどういった仕組みで円と交換されてゆくのか、いわゆる円高・円安とは何を指して私たちの生活にどうかかわってくるのか考えてみましょう。
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ややこしさは、主役の通貨の見方の違いでした。
投資をしていないと、海外旅行をするときぐらいしか為替レートが気になるタイミングがないですが、為替レートは常に動き続けています。お昼のNHKニュースでは今日の株式市況や為替について必ずアナウンスがあります。0.5銭の円高です・・・何でしょうか?
益々、分からなくなりました。
100円が105円になったので円安、105円が100円になったので円高。
逆じゃないの? やっぱり分かりません。
本当にややこしい言い回しです。これは今1ドルを買うために必要な日本円はいくらになったのかという表現と日本円の価値が今どの位なのかの二つの意味をワンセンテンスで説明しているからだと思います。
もう一度先程のドル円レートを紐解いてみましょう。
まず、1ドル=100円を基準として
1ドル=105円
1ドル=95円になったときのことを考えてみます。まずはドルを主体としての基準で見てみましょう。
1ドル=105円とは「100円に対してドルの価値が安くなっている」のでドルが高くなったと言えます。
今まで1ドルを買うのに100円掛かったのが、今は1ドルで105円まで買える。つまり、ドルの価値が上がった、購買力が強まったと言えます。
↑
1ドル=100円が基準です。
↓
1ドル=95円は「100円に対してドルの価値が高くなっている」のでドルが安くなったと言えます。
今まで1ドルを買うのに100円掛かったのが、今は1ドルで95円しか買えない。つまり、ドルの価値が下がって、購買力が弱くなったと言えます。
これは、ドル基準での見方です。ドルの価値の変化をベースとした見たときの考え方ですね。
ドル基準レートを円ベースで説明する混乱
それでは今度は、円を基準に見てみましょう。主役は円ですからで100円でドルはいくら買えるかに変換して考えてみましょう。
1ドル=100円の時、円基準に変換すると・・・100円で1.0ドルが買え釣り合う
1ドル=105円の時、円基準に変換すると・・・100円で0.95ドルが買える 円が安くなり、買えるドルが減った
1ドル= 95円の時、円基準に変換すると・・・100円で1.05ドルが買える 円が高くなり、買えるドルが増えた
つまり、円基準で見てみると
100円= 1.0ドル 基準とします
100円が0.95ドルは「円の価値が低くなった」ので円安
100円が1.05ドルは「円の価値が高くなった」ので円高 と円基準で考える時は、変換が必要になります。
多くの方が混乱するドル円のレートの見方・考え方はテレビなどでのアナウンスにもややこしく感じる理由があったのです。
ネットや新聞での為替の表記は、ドルが基準で1ドル=100円の表示が普通です。100円=1ドルとは言いません。
口頭でこの為替レートを説明する時は円を基準にした表現になっているのです。「円高になりました」「円安になりした」などや
「ドル高になりました」「ドル安です」ならばシンプルなのですが、あべこべな使い方をしているのが混乱の原因だったのです。
本来は、1ドル〇〇〇円といったドルを基準にした表記なのに、円高、円安といった円基準の説明をしており、本来のドル高、ドル安といったドル基準説明ならば、ややこしいことにはならないと思います。でも、円基準のややこしい説明が日本では定着してしまったのです。
為替レートが動く要因について
為替の変動要素として、国と国との購買・購買力の変動があります。
■輸出入による影響
需要(買いたい)と供給(売りたい)のバランスで決まります。
例えば、貿易です。日本の企業がアメリカに製品を輸出すると、その代金はドルで受取ります。一方、日本国内で製品を作る時は、賃金や材料費を支払うのには円が必要になります。したがって、受取ったドルを売って円に替えなければなりません。
この場合、日本の輸出企業は「ドルを売って円を買う」という取引を行います。輸出が増えると、円の需要が高まり、為替相場は円高・米ドル安の方向に進む可能性が高くなります。
逆に、日本の企業がアメリカから製品を輸入した場合、代金をドルで支払う事になります。すると手持ちの円を米ドルに替えます。「円を売ってドルを買う」取引が行われ、円安・米ドル高の要因にもなります。
■投資家の影響
「アメリカの景気が悪くなりました!」「貿易収支が赤字になった」=景気刺激策として金利を下げよう。
ネガティブな情報が特定の国に流れると、世界中の投資家や機関投資家が「危ないからその国の通貨を手放そう」と判断して、その国の通貨が売られたりします。代わりにより安全な通貨を探し、例えば円を買うといった行動が出ます。
するとそのドル通貨の価値が安くなるので「ドル安・円高」方向へ為替レートが変化したりします
円高・円安を簡単に覚えたいときは
「円の金額が低くなった」→円高 、「円の金額が高くなった」→円安という風に逆にして考えて覚えておくのもいいかねしれません。
☞ポイント
冒頭に書きましたが、日本にいると為替レートとは関係がない生活をしていると思ってしまいますが、それは勘違いです。為替レートとは生活と密着した関係があります。
■円安方向に進むと…
<メリット>
・外貨預金、外貨投資をしていると円に換算すると得をします
<デメリット>
・輸入品の価格が上がります。原油も高くなり、物流コスト、ガス料金や電気代も値上りします。
・海外旅行やブランド品や輸入車が高くなります
■円高方向に進むと…
<メリット>
・海外購買力が上がり、海外旅行やブランド品・輸入品が全般に安くなります。
・原油が安くなりガス料金や電気代が安くなります。
<デメリット>
・輸出製品が高くなり売りにくくなります。
・輸出不振により景気後退や不況になりやすい。
円高・円安を活用した資産運用を外貨で行う方法もあります。外貨預金、FX、海外投資(預金・株式・ファンド・保険・債券)など利用方法によっては効率の良い運用にもなります。外貨を扱うという事はリスクを取るという事です。
資産運用の必要性はそれぞれ個人の状況やリスク許容度を確認してから始めるのが正攻法でしょう。もし、不安でしたらFPを味方に付けて下さい。きっとお役に立てるはずです。
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