【下町FP】ほったらかしでも貯まる積立貯蓄の利用

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あなたのお金の心配を解消してマネーストレスフリーを支援する下町FPの横谷です。

気がつくと貯まっているほったらかしの貯蓄方法の話です。資産運用をする時に大事なのは計画的な貯蓄です。その中でも代表となるいくつかの方法を検討してみましょう。



お金を増やすには、やはり貯蓄と運用がキーワードになります。基本のキ、貯金を増やすのには仕組みがとっても大切です。ほったらかしでも貯まっていく、そんな便利な方法を考えていきましょう。



下町FPは、FPの観点から簡単なワンポイントお金のお得情報を発信しています。



まずはコツコツ貯められる方法



確実に貯める方法、コツコツと気付くと貯まっているのが魅力の「コツコツ貯蓄」。忘れたころには意外に貯まっています。



貯蓄はいつから始めたらよいのでしょう。結論は早いほうが有利な事は明らかです。20代から始めるのと50代から始めるのでは持っている時間が大きく異なります。同じ貯蓄を目指すとしたらボリュームとスピード、そして運用のリスクが大きく違ってきます。



会社に入ったばかりで、まだ給与が少ないから等の理由で、貯蓄をしない、諦めている方もいるかもしれません。あるいは結婚したてでまだ貯蓄に回せる余裕なんかないよと考えているご夫婦もいるかと思います。



しかし、毎月数5千円を貯蓄に回すだけで、ある程度まとまったお金をになる事をご存じですか?

毎月5千円を積み立てます。1年間で6万円、5年間で30万100円、10年間続ければ、60万440円とまとまったお金になります。



その10年間のボーナスを毎回10万円、年間2回で20万円、5年で100万円、10年で200万円貯まります。10年間で5千円貯蓄と合計で260万円です。あなたが共働きだとしたら、夫婦一人一人がこのお金を拠出し続けられれば、倍のお金が貯まることになります。520万円です。


はじめから諦めている方は、その時間と言う貴重な存在に気付いてください。お金が少しずつ貯まってくれば、貯蓄の楽しみや喜びも感じられます。ご自身、ご夫婦で話し合って、貯蓄を開始する為の人生の目標を決めて見ましょう。



そうすれば、貯めるという気持が芽生えるでしょう。スタートは先程説明しました通りで結構です。まずは少額からでもいいので、貯蓄を始めてみましょう。



では、貯蓄をするために考えられる手段、方法を考えましょう。


お金を貯めておく場所として馴染みが高いものとして「定期預金」があります。定期預金の良いところは、どこの金融機関でもある事です。普通口座から口座内に資金を移動させ、1年物等の定期預金を組むのは経験された方も多いでしょう。




ただし、マイナス金利下の定期預金の利息は期待してはいけません。金利に期待するくらいなら、100円でも多めに貯蓄したほうが効率が高いのです。最新の金利で1年物定期で0.1~0.2%が最大です。ちょっと前の1.5%なんてもう出てきません。



ちなみに最新の定期預金は、僕はこのサイトで確認しています。

定期預金の鬼サイト 定期預金の鬼比較サイト



確かに利回りの高い銀行と、都市銀行などのほとんど金利のつかない利率もありますが、どちらも一年貯蓄でもわずかな利息です。



メリットは

普通預金と比較すると、たまに金利が高い特別金利キャンペーンや期間限定キャンペーンがある。

利用することで、原則として出金できないため、確実にお金を貯蓄できる、ぐらいでしょうか?



あなたは、金融機関の取扱商品の「積立式定期預金」という商品をご存知でしょうか?

お給料が入っても、次の給料日までに全て使ってしまった、ほとんど残っていないなんて経験はありませんか?




そんな時におすすめなのが、コツコツ積み立てをしていく「積立式定期預金」がお勧めです。

残念ながらすべての銀行で扱っているものではありませんが、この定期預金とは少し違う、この商品について考えてみましょう。




お金を遠ざけて確実に貯める仕組み



「積立式定期預金」とは、毎月の設定した日に、きめられた金額を、普通預金から積立式定期預金へ自動的に振り替えてくれる、金融機関の商品です。取り扱いは銀行となり、全ての銀行にあるわけではありません。



この商品を取り扱っている金融機関は、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫など、多くの金融機関にあります。
最低預入金額、自動預入金額、預入期間、利率などは、金融機関によって様々です。



積立定期預金で名前がよく出る話の金融機関は、ソニー・イオン・楽天銀行とメガバンクとの比較です


積立定期 2019.12



みずほや三菱UFJにも商品はあります。積立定期は振替日や振替金額を設定しておけば、普通口座から自動的に分離されますので簡単に貯蓄が貯まります。利率よりも仕組みに着目しましょう。



給与振込の銀行で自動積立定期で毎月一定額を自動的に積み立てる方法も、使い勝手がいい積み立ての1つです。ボーナス時などに増額指定できる銀行もあります。



楽天銀行やSBI銀行などは、傘下の証券会社との連携が良く、資産運用に使い勝手が良い銀行です。SBIには定期積立の仕組みはありませんが、自身のメインバンクから証券会社経由等のクイック入金や資金移動が簡単にできます。将来の資産運用のために開設をお勧めします。運用向けのセカンドバンク的な意味合いですね。



次に検討してほしいのが財形貯蓄です。

会社員なら会社で取り扱いがあるかもしれないのが、財形貯蓄です。財形貯蓄を活用してお金を積み立ててみましょう。

所属する会社が財形貯蓄制度を導入していることが前提となります。制度を導入していない場合は、ご利用できません。





財形貯蓄には「一般財形貯蓄」、「財形住宅貯蓄」、「財形年金貯蓄」の3種類があります。目的がはっきりしていれば、各々メリットが出てきます。目的を限定しないのが一般財形貯蓄です。



一般財形貯蓄は、使用目的は限定されません。自由に使えるフレキシブルな貯蓄です。車や旅行などの短期計画から、結婚、出産、教育などの大きなライフイベント、けがや病気などの不意の出費にも、幅広く使えます。貯蓄開始から1年経てば、いつでも自由に払い出しできます。



将来の住宅購入を目的とするなら、財形住宅がお勧めです。財形住宅には利子非課税や残高に応じた融資制度も付いてきます。また、一定の築年数や広さ、建築仕様などの条件が合致すれば、最大で4000万円まで家の購入融資を受けることが出来ます。将来マイホームを考えている方に向いています。



最後が年金財形貯蓄です。60歳以降に年金として受け取るための老後の資金づくりを目的としています。 「財形住宅貯蓄」と合わせて、貯蓄残高550万円まで利子等に税金がかかりません。



コツコツほったらかし貯蓄なら、一般財形貯蓄から始めてみましょう。



資産形成への貯蓄目安について



毎月貯蓄をする金額の目安は、『手取り収入の10~20%が貯蓄額』が目安となります。



社会人成り立ての最初は厳しいでしょうが、少しづつ始めましょう、習慣です。生活が落ち着いたころは、一番お金が貯めやすい時期となります。



ひと月の給与の残高を貯蓄に回すのでなく、貯蓄専用口座を用意して、手取り年収の10%~20%をお金を貯めましょう。自動積立でもいいですし、意思を入れて口座間の資金移動でもかまいません。



先取りしての貯蓄が重要で、おすすめです。財形貯蓄の制度があればそれを利用してもいいですし、銀行の定期積立などでも構いません。将来の夢や不安解消の実現のための貯蓄を貯めてみましょう。夫婦でしたらふたりで「貯めることを合意」出来れば貯蓄スピードは倍です。



貯蓄は早いほど有利です。給与からの先取り貯蓄の仕組みをつくり始めましょう。

まとめ


貯める習慣や仕組みを作る事から始めましょう!


  • 積立定期預金や財形貯蓄は、将来の出費に備えてコツコツ積み立てていくことができます。
  • ローリスク・低利回りだが、確実にお金を貯めることができる。
  • 商品は様々。給与の入金先金融機関なら自動的に貯まります。
  • 証券会社の口座開設と同時に傘下の銀行口座開設は将来便利になります。


積立投資から始める確定拠出年金(iDeco)やNisa等の運用商品もありますが、今回はローリスクの初めての貯蓄としてのテーマで説明しました。ある程度貯蓄ペースや貯蓄が増えたら資産運用を始めてみましょう。



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