【下町FP】相談 つみたてNISAとNISA併用の誤解


★デスク相談1-scaled[1].jpg

NISAという名前は愛称で、正式には「少額投資非課税制度」といいます。資産運用を開始しようとすると証券会社に口座開設をすることが多いと思います。


その時、特定口座か一般口座かの選択をします。特定口座を選択すると配当金や売却利益は自動的に課税徴収されて確定申告の必要がありません。一方、一般口座では年度末に一年間の収支決算を自ら実施して確定申告にて納税する形になります。


それと同時にNISA口座開設の有無の確認もあります、もちろん後で開設しても良いのですが、一緒に開設申請しましょう。実はこの申請の許可は税務署が行っています。NISAは1年1口座のみの運用と決められており、管理されているのです。


あなたのお金の心配を解消してマネーストレスフリーを支援する下町FPの横谷です。NISA口座を開設されたもののやっぱりつみたてNISAだなと思われて運用開始を公開される方や売却しないと移れないと誤解されている方が非常に多く、今回もそんな簡易メール相談がありましたのでプログセミナーにしています。


下町FPメルマガ講座はは、FP視点からの簡単なワンポイントで情報を整理したお金のお得情報をお届け発信をしています。今日もお得な情報にお付き合い下さい。


まずはNISAのおさらいと誤解


NISAの説明文を読んでくると少額投資非課税制度という文字が書かれているのを気づきましたか。正式名称はこれで、文字通り投資への優遇税制度です。投資を実行した結果、利益がでると本来は20.315%の税金が課税されます。


でもこのNISA制度を活用することによって、配当所得や売却時の利益が非課税になります。NISAの代表は、一般NISAとつみたてNISAだと言われています。ジュニアNISAという教育費目的のNISAもあります。NISAは3兄弟なのですね。



一般NISAで新規に投資できる金額は、毎年120万円までで、投資で得た収益が最長で5年間非課税になります。つまり120万円×5年間=600万円まで運用が可能です。この分には課税されないわけです。


年間120万円×5年間運用で最大運用額は600万円(継続ロールオーバーも可能)


投資をして100万円の収益が出たとします。本来であれば、この100万円に20.315%が課税されますので約20万円が税金となり、手元に残るのは80万円になります。一般NISAを活用して投資すると、非課税なので100万円が丸々受け取れるということになるのです。


一般NISAは、株式・REIT・投資信託・ETFなどが購入対象で幅広い投資が可能です。一方つみたてNISAはどうでしょう。つみたてNISAは年間積立金額が同じように決められており、年間40万円が積立て上限額です。最長20年間の積立が可能となり、最大では40万円×20年間=800万円の運用ができます。


年間40万円×20年間運用で最大運用額は800万円(ロールオーバーなし)


ただし、つみたてNISAは株式やREIT本体への投資は出来ず、金融庁で決められた投資信託への運用が基本です。資産形成の基本である、長期・積立て・分散投資を実現したスキームとなっています。


今回の相談者からの質問として「NISAからつみたてNISAへの移管方法と同時投資は出来るのか」の質問に対して答えていきたいと思います。


NISAからつみたてNISA移管は、売却後の変更か

「NISAをすでに運用開始したが、つみたてNISAに変更したい」と考える方が非常に多く、質問としてはよくありますが、ほとんどの方が誤解をしている内容があります。


NISAの誤解①

NISA保有銘柄からつみたてNISAへの変更はすぐできる


これは、NISA口座を開設して取引を開始したものの、長期積立てに有効性を見出したり、積立投資に関心を持ち、変更したいというにニーズです。情報としてNISAとつみたてNISAの併用は出来ないという情報は持っており、NISAをやめれば、すぐにつみたてNISAに移行できると考えている誤解です。


解説

NISAは、実は税務署が年単位で承認管理しているのです。初めてNISAを始める時は、金融機関に開設申請をしますが、最終的には税務署が許可をしてスタートしているのです。なぜなら一人1口座で1年単位で変更可能というルールがあり、重複は出来ません。


ですから、年の途中での変更はできません。中断は出来ますが、変更はその年の10月~12月に申請を出して、1月から新しい口座での運用開始となるのです。この今のタイミングですね。年の途中でも出来ると考える方が多いのですが、それは誤解です。


取引実績のある方は、来年からの変更取引になります。ただし、同一金融機関なら変更届だけで完了します。別の金融機関への変更の時は、『勘定廃止通知書』というものを金融機関から貰い、新たな金融機関に提出してスタートします。


変更前のポジションは売却か一般口座へ移管される


NISAの誤解②

NISAから翌年つみたてNISAに変更は、NISA保有を売却、または一般口座での移管となる


これは、すでに取引のポジションを持っていて、別のNISAに変更する時、配当や利益の非課税運用は出来なくなると考えているみので、かなり多くの方がそう考えているようです。


解説

これは、一度NISAで非課税運用が始まったポジションであり、NISAで言えば5年間、つみたてNISAで言えば20年間途中で変更しても非課税での運用は継続されるということを知らない誤解です。多くのホームページでもあまり詳しくこの辺は述べられていません。


何だかわかりにくい話です。

そこで、年次の実例で説明してみましょう。


2020年・・・つみたてNISAで買い付け運用

  (これは20年後の2039年まで運用は非課税)


2021年・・・一般NISAに変更し買付

  (これは5年後の2025年まで非課税運用)


この時、2021年は積立買付けは停止されるものの、運用は続く


2022年・・・またつみたてNISAに変更する



つまり、つまたてNISAとNISAと切り替えをすることで、停止中の買い付けは出来ないものの、非課税の運用はポジションについては規定の期間中は非課税の運用が出来るということです。この方法はうまく運用すれば、非課税でつみたてと一般のニーサの同時運用もできるということになります。


一度作ったNISAは停止して買い付けは出来ませんが、非課税の期間中運用は継続されます

今日のポイント


・NISAは年単位での変更が可能で、変更の際は10月~12月に変更届を提出する。


・変更の時は売却や一般口座移管の必要はなく、買い付けはできないものの非課税運用は続く。


・停止しても、つみたて20年・一般5年間の運用は併用可能で、期間中は非課税運用となります。



FPは顧客ニーズに対応したライフプラン作成をします。貯蓄、投資を開始する前に大事なお金管理を成功に導くライフプランを作成する事をお勧めしています。作成する事で千万円単位の貯蓄差がはっきり出てきます。




継続は"チカラ"です。持続させるためには動機づけが大切です。ライフプランを作成すれば、子供の教育費・住宅費・老後資金と人生の3大資金が可視化出来、その推移と過不足や必要性の認識が高まり、目標への実現性が確実に増します。



ライフプランの問合わせは早いほうがベストてす。
お申し込みは、FPトータルサポートまで 

申し込み・問い合わせ


お金のことを相談してみたいけど、誰に相談してよいかわからない方など、まずはFPへの相談から始めませんか?

Zoomオンライン相談も承っております。

(全国対応)
・人生の3大資金への資産運用
・退職後のマネーフリー資金作り
・相続・贈与対策
・家計収支の改善
・老人ホーム入居資金作り
・リスク別資産運用ご提案

メール相談は無料。個別面談が実質ゼロになるプランあります!!

まずは無料メール相談からでも大歓迎!!



*****************************************************************

FP事務所トータルサポートからの支援

*****************************************************************



人生にはライフイベントが色々控えています。


・あなたは、お子さんの将来教育資金を貯蓄する資産形成準備は整っていますか?

・あなたは自宅購入のローンを払い続けても、家計破綻しない自信がありますか?

・あなたは年金だけでリタイア後やっていける貯蓄に自信がありますか?


僕も40代の時に悩み、キャッシュフロー改善のために不動産投資・為替・住宅ローン借り換えと早期完済、債券・株式・ソーシャルレンドに投資して資産形成投資を実践してきました。


50歳過ぎた時に現在の貯蓄形成で本当に会社を退職して資産寿命が尽きないか不安でした。

独学でリタイアプランとキャッシュフロー表を作ったもの、その時FPと出会えたら不安なんてなくなったのにと今でも思います。


この経験をその時と同じような40代の方、あるいはリタイアを10数年以内に迎える方の不安や相談に独立系FPとして還元したいと思っています。



もし、あなたが40代以上で、将来やお金に対して不安があり、貯蓄をあるいは投資をして資産形成を目指すのならライフプラン作成を検討してはいかがでしょうか。


シミュレーションでは毎年の家計の収支や貯蓄残高が、将来(生涯にわたって)どのように推移するかを予測できます。 キャッシュフロー表によりお金の寿命を可視化 ↓ クリックで拡大します。




この作成で結婚や子育て、老後における家計の姿がはっきりと見える化できる事から、家計診断をする上で、極めて優れた人生設計ツールとなります。 ライフプラン作成はの貯蓄力の判定や資産寿命・必要保険の可視化が出来ます。


人生の羅針盤の第一歩として僕と作成してみませんか。

ライフプランの作成サンプルはここから

実際のライフプランサンプル


提供するプランはここから

申し込み・問い合わせ


お支払いはカードでできます。


FPライフプランレポートのサンプル 

(相談の進め方PDF)

ライフプラン作成の手順



キャッシュフロー表から収支や金融資産残高、年金推移などもグラフ化します。↓



迷ったら、 無料相談から、ファイナンシャルプランナーを味方につけて下さい。


本当にそうすべきかどうかは、あなたの状況や、意向を把握しなければ判断をすることはできません。僕はFP自身の個人的な考えを主張するのではなく、あなたが自ら判断できるようにサポートすることこそがFPの役割であると考えています。



下町FPはあなたの人生の羅針盤づくりのサポートをします。


費用は掛かりますが、 元本保証のない危険な商品や株などでで何百万も損失を出す前の自己への投資とお考え下さい。

これこそが先行投資です。 お金の相談や不安がありましたら、下町FP横谷まで上記のお問い合わせタブ からご一報ください。



******************************************************************


下町FPは日本ブログ村・人気ブログランキングに参加しています。

記事が参考になった方は、下の【ファイナンシャルプランナー】をクリックください。

他の記事も見れますし、ブログ作成の励みになります。


★更にお得な情報

無料メール相談・FPプラン申込み依頼



お金のことを相談してみたいけど、誰に相談してよいかわからない方など、まずは無料でFP相談を体験してみませんか?

FP申し込みプランはここから

FPブランメニュー



下町FPへのお問い合わせは下記フォームよりご相談・お問い合わせください。

初回メール相談は無料、個別面談も実質無料プランあり、 お気軽にご連絡ください。


無料メール相談も大歓迎!!

以下の5点はメール送付時には必ず記入ください。

①お名前とメールアドレス

➁在住の都道府県  〇〇県

③年齢       〇〇歳

④困り事や心配事項や具体的な相談内容

  • 家計管理や家計収支の見直す方法は?
  • お金の運用方法は?
  • 子供の教育費の目安は?
  • 住宅購入や住宅ローンを見直すには?
  • 保険の見直し方法は?
  • 老後や年金のことが心配なので老後の生活設計を立てるには?
  • 住宅ローンの返済計画を見直す方法は?

など、お気軽にご相談ください。

⑤依頼:無料メール相談・初回個別相談・希望パック名等

(たとえばライフプラン診断)等のいずれかを記入ください。

[contact-form-7 id="74" title="トータルサポートへの依頼・相談フォーム"]


メルマガ発行特典 絶対お得です!!

メルマガ発行をしています。 ログでは書けない資産形成や 貯蓄5000万円を目標にマネーストレスフリーを支援します。


登録者には無料の4つの特典を進呈中

・『40歳から間に合う資産形成 虎の巻pdf』

・FPも使う貯蓄寿命が見える『キャッシュフロー表xls』等随時進呈中

登録はここをクリック




登録は メルマガを申し込む






解除は https://mail.os7.biz/del/LEfW



この記事へのコメント