5月度『ほったらかし運用 』36.3万円インカムまとめ【下町FPブログ】


ファイナンシャルプランナー.jp



貯蓄だけに励むのか、複利の力を活用するのか


インカム運用5月度まとめ


◇ファイナンシャルプランナーが、リタイアに有効なインカム投資を継続検証◇


定期的に資産形成のトライアルをお伝えするFPブログ記事です。



ほったらかし投資チャレンジ 過去FPブログはこちら


1月度運用『ほったらかし投資 』インカム34万円報告


2月度運用『ほったらかし投資 』インカム27万円報告


3月度運用『ほったらかし投資 』インカム45万円報告


4月度運用『ほったらかし投資 』インカム33万円報告



5月は、セルインメイという格言がある通り、市場が荒れる月の本格開始月となりました。それはコロナ後の景気回復を市場が織り込み始めた結果として、超低空飛行の金利の正常化の想定=企業の金利負担インフレ予測による金融緩和の終焉=ばらまいたお金の回収による市場懸念と、ここにきて環境変化の逆流予兆が起こっているのでしょうか。


それに加えてビットコインなどの暗号資産の価値価格が安定せず、一日で10%も20%も下げる等、不安定な動きも露呈しています。暗号通貨の不安定は、株式の不安定にも繋がりました。また、ヘッジファンドの決算も近く利益確定売りも盛んな月となったのでした。


コロナ終焉予測は、今まで絶好調だった『おうち 時間銘柄』で利用されていたFace Bookでさえもコロナ後の収益の低下を見込んでいるといった発表があったり、絶好調のAmazonやGoogleなどから金融・観光・不動産・航空などの圧迫されていた企業に資金移動が起こっているようで、ナスダック指数が大きく揺れたのです。


極めつけは為替で、為替もドルの方向性が定まらないものの、回復してきたオーストラリア・ニュージーランド・イギリスが高くなり、欧州もコロナ回復を織り込みつつあるようです。そんな中、ドル・円・新興国通貨は、月中には売られ円高に、そして月末数日で円安に戻すなど方向感のないな持ち合いとなりました。



NYダウ30工業株価



ナスダック指数


S&P500指数


日本市場は、『緊急事態宣言』発出の中、ワクチン接種が始まったものの、先進国の2周遅れである点やオリンピックとの綱引きもあり、株式市場はヨコヨコ状態が続いています。


世界からも『PCR検査を拡大しない国』『補償金を出さない国』『病床を拡大できない国』とお願い・協力型の国は、『不思議の異質な国』として見られているのではないでしょうか。


日本の株価は一時付けた3万円台にはなかなか戻れず、米国市場に揺れる2.9万円もしっかりと維持できないない状況が続いています。それでも8月から9月には、ワクチン接種率50%が期待されており、そうなると相当感染者が減るといった実績がイスラエルや英国で見られ、期待は膨らんでいるものの、まだ軟調が続いているのです。


日経225指数



そして、僕のインカム投資の安定収益の一つ、J-REITは各社決算もホテル銘柄以外は好調でした。分配金を上方修正したり、含み益が高くリスクの高い物件を売却したり、入れ替えをする傾向がはっきりと出ています。


特に老舗の運営会社は不動産の含み益を相当抱えていますから、売却を伴う増配もたくさん発生しました。東証リート指数自体も2000割れがなくなり、巡航レベルからか価格上昇で推移しており2100を目指している印象です。つまり期待利回りが低くなってきている傾向です。


おそらく許容できる利回りでの調整を繰り返しながらも指数2100を目指そうとするのでしょう。しかし、なかなかコロナ前の最大値2250には戻らず、このあたりの維持で分配金を出し続けながら、上下の調整が続くのではないかと思っています。


東証リート指数推移

4.30指数は、

2,063 総平均利回りは3.46%と低下


5.31指数は、

2,073   総平均利回りは3.45%と低下継続




まだ商業リートや住居リートには、4%~5%利回りで割安な銘柄も相当残っており、コロナ後を見込む銘柄への投資は有効だと思っています。ただし、ホテルリートはほとんどが無配でもあり、まだ投資は出来ないと考えています。


現在さまざまなインカムゲインが入る分野に分散投資をしています。


この実験的な投資スタイルをほったらかし投資としていますが、売却を伴わないハラハラドキドキしない、保有しているだけ資産を生む投資スタイルです。毎月の利金を頂けるスローライフ投資を目指すFIRE、リタイア向けのまったりとした運用スタイル実証をご覧ください。




ところで、リタイア後のインカム収入やF.I.R.Eと呼ばれる「Financial Independence / Retire Early (経済的に自立した早期リタイア) 」の実現をするには、インカムゲインという配当や分配金、利息や家賃収入でカバーする経済的自由の獲得が求められます。


よく「FIRE」では、「4%ルール」の話が出てきます。これは、年間支出の25倍の資産を築くことによって、年利4%の投資運用益で生活費をまかなえるという考え方です。年間支出が300万円とするなら、7,500万円の資産を運用すれば、資産の取り崩しが発生しないという考え方です。


ここまでの資産形成と投資ポジションは理論的には可能ですが、多くの方には困難かもしれません。投機的な運用で試算が売買になったりする大穴的な投機は一つ間違うと簡単にすべてを失うからです。


僕はそこまでではなく、インカムフローと一定の資産取り崩しでまったりとしたスロー/FIRE生活をするスタイルにトライしています。このスタイルを改めて『セミFIRE』と呼ばせていただきます。


セミFIREでしたらそこそこ好きな仕事位をこなしながら、副業的にも配当や利払いを受けて生活する事も出来、そこまでの大きな資金も必要ないでしょう。これなら出来そうな方が、もっと出てくるのではないかと思っています。


貯蓄形成しながら、投資運用をする事がリタイアにとっては不可欠です。そして充分な資産を形成をし、その資産を取り崩しながらも、運用からのインカムゲインも得る生活スタイルを僕は、『マネーストレスフリー』と名付けています。


これを可能にするのは、不労所得の獲得や家計の改善です。僕のFPブログの講座読者やメルマガ会員の方々の多くは、家計改善や資産形成に取り組み、ご自身の夢の実現を目指している方が多いのです。


ところで、僕が取得しているFP資格とは、生活に必須となるお金に関する知識を得られる資格です。

内容は・・・この6分野です。


FP6分野とは・


 ライフプランニングと資金計画 

→ 社会保険や年金、ファイナンス計画


リスク管理
→ リスクマネジメント、保険全般、リスク管理


 金融資産運用
→ マーケット、株式債券、投資信託、ポートフォリオ


 タックスプランニング
→ 所得税、税額控除、住民税、タックスプラン


 不動産
→ 不動産取引、法令、取得と税金、有効活用、証券化


 相続・事業承継
→ 贈与と相続、税金、法律、評価方法と対策



どうですか?

人生に役立つお金のエッセンスが詰まっていますね。


相談者の方でも、これらの知識を持ってる人とそうでない人では、確実に資産形成の力が違っているとコンサル面談でも感じています。


この話のポイントは資格の取得の有無ではなく、年金・保険などの社会制度や税制、投資の資産運用に知識と関心を持っていることの大事さをお伝えしたいのです。


そして、わざわざ大変なFP技能士の資格を取得する必要はありません。お金に対しての引き出しをいくつも持って、知見を持って行動することが重要だということを知ってください。


FP資格や知識、情報を取得しなくても、これらお金に対して対応することが出来る方法があります。それは、FPを良き相談相手として持つ方法です。最近は、30代の方のメール相談や個別Web相談も増えています。幅広い資産形成やリタイアへの関心の高さを感じています。


このFPブログ講座は200本近い講座で構成されていますが、これとは別に定期的に僕のインカムゲインの実績もお伝えしています。元々このFPブログ講座のテーマは、40歳からの5000万円資産形成です。


またメルマガ会員向けの特典もあり、簡単に登録するだけでお金との付き合い方やライフプランについて、より深く知ることが出来るようになります。


資産を成すには、相当頑張ってお金を貯金するのか、自分はそこそこ働いて、尚且つお金を働かす方法が求められます。でもリタイア後は、お金をあなたの代わりにして働かさないと、お金は減る一方になるかもしれません。


資産拡大の方法には、IDeCoやNISAなどの優遇税制を活用した株式運用や各種リスクを取りながらの運用が有効ですが、50代に入ればリスクを減らし、売買を伴わないインカムゲイン資産の保有や不労収入の獲得にシフトすることをおすすめします。ですから僕は40代から目指す『資産5000万円構築』が大事でありFPブログでも提唱しているのです。


少し資産5000万円形成について考えてみましょう。野村総合研究所では、富裕層を5段階のピラミッドに分類しています。そのピラミッドの中でも資産5000万円前後の方は、準富裕層またはアッパーマス層に分類されます。このゾーンは、会社員でもお金を働らかせれば、十分可能なゾーンです。


そしてこの5000万円を利回り3%~4%という運用で廻せれば、年間150万円~200万円の利金ゃ分配金が永続的に得られる可能性が出てくるのです。これを実現するキーワードが、複利運用や資産運用だと思います。


値上がり益を追求するキャピタルゲインと保有することで得られるインカムゲインを活用する必要があります。リタイアには、インカムゲイン運用が向いていると言われています。つまり不労所得の実現です。そんな観点で、このインカムゲイン収入報告をご覧いただき、インカム投資に関心を持っていただければと思います。


狙うは、ほったらかしインカムゲイン生活


あなたのお金の心配を解消してマネーストレスフリーを支援する下町FPの横谷です。この月度インカム収入報告は、通常のセミナー講座とは異なり、実際の運用からの実績や関連する情報を皆さんと共有することを目的にいつものFPブログの中でお届けしています。


余裕のあるリタイア生活を実現したい


インカム収入の拡大戦術


リタイアをしても出来るだけ資産バランスを崩さないインカム収入源を作り出し、そのフローをベースとしたライフスタイルを狙っています。将来的な貯蓄の取り崩しも視野に入れ、年金受給でも自己実現が可能となるプラスの家計収支を『ほったらかし投資』を基盤にして作り上げる事を戦術としています。


2021年のインカム収入計画は、

約400万円になっています。


インカム収入は、不動産投資の家賃・リート分配金・上場インフラファンド分配金・米国高配当ETF・ドル建て債券・ソーシャルレンディングなどは、支払いが予定されおり、ほぼ『ほったらかし運用』となり、この下のグラフはその収入予定を合算したものです。


ほったらかしインカムゲイン計画




不労収入獲得のインカム投資7つの柱



上場不動産投資信託、J-REITのポジション戦術です。違った決算月別の銘を保有し、毎月の分配金を得る運用スタイルです。REITは数十億から数千億円までの不動産を不動産投資法人が買って、テナントからの家賃を受取り、利益を得る仕組みです。


現在、年間約40万円超の配当収入ポジションを持ち、微調整しながら運用中です。月間分配金は、3万円~7万円になっています。リートは金利の影響や地震リスク・空室リスクがあります。


・住居系リート・物流リート・オフィス系リートを中心に25銘柄を保有中。(2021.4)


J-REITに投資してみた


J-REIT中心の年間50万円超の分配ポジションを公開



J-REITと同様のスキームで投資法人利益の90%を分配するのが上場インフラファンドです。利回りは、現在5%~6%であり、入居者とか一切不要ですから、数年先まで分配金が決まっているケースも多いのが特徴です。同類のものには、私慕ファンドの高利回りのものや太陽光ソーシャルレンドで10%超え利回りもありますが、怪しげなものやリスクが高いのでやっていません。


インフラファンドの現在は、メガソーラー発電所が主軸ですが、国のFIT価格という買取価格を活用したファンドです。利回りは、6%前後で10万円位の投資での運用から可能であり、分配月は年2回が基本です。僕は年間15万円前後の分配金を受け取っています。


・現在上場インフラファンドは現在7銘柄ですが、そのうち5銘柄を保有しています。FIT価格低下のニュースが流れたり、増資ニュースが出ると価格調整があり、ある意味買い場となります。


インフラファンドに投資してみた


上場インフラファンド安定収入で年間10万円超のポジション公開



いろいろな株式を一つの箱に詰め込んだのが投資信託です。同じような定義で上場株式のようにリアルに売買出来るのがETFなのです。僕は、米国のETFを保有しています。米国投資には、企業のイノベーションへの力が多く、連続増配や高配当株式が多いのが特徴です。現在ドル分配金は年間2500ドル前後です。


高配当米国ETFの代表SPYD、HDV、VYMや優先株高配当のPFF、ダウ連動のDIA、定番のVTI、社債中心のLQD、国債債券のBNDと四半期配当や毎月分配の銘柄をMIXして保有中です。


投資タイプに合わせたETFで運用しています。これらは米国そのものの高配当銘柄に投資するようなスキームです。ただし、右肩上がりの市場が原則ですので、株式悪化で時計が逆回転する価格下落リスクがあります。


米国ETFに投資してみた


米国ETF 年間20万円超の分配ポジションを公開



退職金を中心に投資、リタイアに最適の米国国債と三井と三菱ファイナンシャルグループのドル建て社債を長期保有中です。現在年間3000ドルの利息を受け取っています。この銘柄は決算月が異なるため、年6回に渡り利払いを受け取れています。


保有していると金利上昇局面では価格が下がる、株価下落でリスク対策で買われて価格が上がる傾向がありますが、売却を前提にしない運用です。


米国国債とドル建て好利回り優良社債に投資してみた


米国債券・ドル社債で年間30万円超の受取ポジションを公開



現在は3室のワンルームマンションを保有中で、運用歴は15年以上ですが、ほぼ空室経験はありません。戦略としては、基本中古マンションを買い、リフォームをしてテナントに貸し出しています。年間の受取家賃は、コアな収入で、確定申告をしながら、家賃を頂いています。実物不動産投資は、不就労所得のコア的な存在です。


築古も大好きで、条件は古くてもバストイレ別、30㎡クラス、駅から9分以内であり、家賃と需要競争力があり、広さと駅近は、古さをカバーしてくれます。もちろんリフォ―ムしていますから、室内の古さは感じません。それと管理体制が大事です。これを絶対の購入条件として、購入運用をしています。


僕は、築古物件の現金投資が基本で、出来るだけ安く現金で買ってリフォームしています。現在足立区・台東区・八王子市で運用中です。経費別として毎月月間18.5万円の家賃が合計で入っています。


現物不動産に投資してみた(中古ワンルームマンション)


不動産投資-マネーストリスフリーの実現

不動産投資のさまざまな経費と収益構造



ソーシャルレンディングは、クラウドファンディングの一種で、インターネットを通じて資金を必要とする企業と出資者を結び付けるサービスです。


僕は不動産担保型でシニアローン、上場企業が運営会社の低リスク案件のみ分散投資しています。利回りは3%~5%程度で、毎月または3ヶ月間隔で利払いや元本の一部返還を受けています。現在は、再投資を注視していますので償還を待ちながら利払いを受け取る運用になっています。


運営会社もたくさんあり、運用先破綻リスクや運営会社の自体の経営リスクがあります。なかなかメインの投資にはなりませんが、短期で利払いがあるサブインカム投資として参加中です。


ソーシャルレンディングに投資してみた


ソーシャルレンディング-マネーストレスフリーの実現

ソーシャルレディングで年間12万円~分配金



高金利運用の定期預金や様々なスポットの案件にも投資しています。外貨運用も大きく、為替の影響を強く受けるポジションも保有しています。


この僕の7本の運用を柱として、ほとんどが『ほったらかし運用』に近いインカムゲイン投資を行っています。


もちろん僕はFPとしての相談コンサルティングや昨年で言えば投資本の監修などのFP収入もありますが、これはインカム収入でないので本実績から除外しています。


安心リタイアを実現する資産保有層は・・


出典 野村総合研究所


あなたがもし、ハッピーリタイアを目指すのなら、少なくとも資産3000~5000万円のアッパーマス層を目指して資産形成にチャレンジしたいものです。ここまでは、やり方ひとつで目標到達は可能だと僕は思ってます。


そのためには、お金に関わる知識の勉強や税制・家計収支に関心を持つこととが重要であり、信頼できるFPと出逢う事が大事なのです。


それでは、お待たせしました。

5月度の様々な運用先からのインカムゲインポジションからの収入報告です。


まとめ 5月度インカム収入は、36.3万円


5月の各運用からのTOTALインカムゲインは、


36.3万円でした。




FIREを目指す方必見!!

インカムゲインの5月内訳



USドルレートは109.8円で計算しています。


5月も、様々な分散投資先からのインカムゲインを頂きました。配当・分配金・利払い・家賃などのインカムゲイン自体は、いくつかのリスクにさえ注意すれば、安定的な運用が出来ますから、FIREやリタイアを目指す方の参考になればと思います。


投資別インカムゲインの5月分析


J-REIT


・2月の決算のJ-REIT投資が5月に分配金が入金、物流のGLP×1、福岡リート×2、日本都市ファンド×4、ヒューリック×2、大和ハウスリート×2、サンケイリート×1、タカラレーベンリート×2、Oneリート×1から合計税引き後5.3万円をオーバーする分配金が入金されました。REITの空室率や家賃頭打ち懸念があるものの含み益からの物件売却や資産取り崩しの特別分配もあり、増配発表が続く5月でした。


受取り分配金 53,489円


日本の為替と地価からみると不動産は割安らしく、海外ファンドが株式買い取り買収を仕掛ける局面も続いており、米国金利が上昇しずらい傾向の中では、日本のリート利回りと保有物件は魅力的なようです。日銀のJ-REIT・ETF買い入れはない中でも月末には東証リート指数は2,073まで動いています。


月末での僕の含み益も300万円前後を維持、安心して保有していられる状況が続いています。



上場インフラファンド


・2月決算の上場インフラファンドは、5月が入金ですが、当月は該当する保有銘柄はなく、受取りはありませんでした。


上場インフラファンドは、株式市場の変動にもかかわらず、ほとんど数百円しか変動はしませんでした。株価変動時も蚊帳の外といった感じでゆるやかに上昇しています。



受取り分配金 0円




債券運用(米国)


米国国債の利払いが、5月度は発生しました。

アメリカ合衆国国債 2028/5/15トレジャリーボンド 


実質利回り2.88%が2021年1回目の利払いが発生しました。


利払い受取り 54,571円 (497ドル) 為替109.8円換算


2028年まで5月と11月に米国債券の利払いが発生することになります。



投資信託・ETF(米国高配当ETF)


米国ETFの分配金は、毎月高配当分配ETFの LQD iシェアーズ米国投資適格社債ETF、PFF iシェアーズ優先株式&インカムETF、DIA SPDRダウ工業ETF、BNDバンガード米国債券ETFから分配金支払いがありました。



分配金利払い 7,280円 (66.1ドル) 為替109.8円



5月のNYダウ工業30種平均は、34,529ドルで終了、月間で+655ドルのプラスとなりました。


米国経済自体は回復してきており、5月もナスダックは軟調でしたが、徐々にダウは安定してきています。僕は、高配当ETF中心の保有ですので、満期日の利払いを確認しているだけの『ほったらかし』です。



米国ETF投資&ドル債券5月の内訳です。


5月は毎月分配型のETFの入金のみでした。毎月分配の高配当ETFであるバンガード米国高配当株式ETF(VYM)とSPDR SP500高配当株式ETF(SPYD)と iシェアーズ米国高配当株式ETF(HDV)は、四半期分配なのでお休みの月です。


高配当ETFの評価額も5月末現在で、元本6万816ドルに対して評価額が6万954ドルと、含み益も9,138ドルまで成長しました。高値への警戒と金利上昇懸念による債券・社債の軟調もあり、買い増しは一旦お休みにし、分配金のみを頂く形としています。



ソーシャルレンディング


ソーシャルレンド利払いは、ありませんでした。


SBIソーシャルレンディングスは、既に4月で全て償還で残がありません。そんな中で不正な融資が監査で明らかになり、資金の焦げ付きと架空の取引や瑕疵が発覚して震撼しました。最終的にはSBIグループとして投資家保護を行い、180億円とも言われる投資家の損失が補填されるするそうです。



残念ですが、月末に事業撤退のIRがSBIホールディングスから出ました。上場企業系の大手レンディングとして安心して投資した方は驚かれたと思います。


うひとつの運用先、オーナーズブックからは、新規案件が連続して配信されましたが、投資は一旦ストップしています。こちらは、不動産専門のロードスターキャピタルが母体で、マザーズ上場企業で経営は安定しています。


現段階では、物件評価や担保設定も安心して投資が出来るソーシャルレンディングです。


また運用利払いが開始されたばかりの案件から全額完済の連絡が入りました。なかなか最後まで貸出しが続かない状況が続いており、今回も償還される予定のお金はキャッシュポジションに廻す予定です。よって現在は、追加の購入をせず、定期的な利払いを受けるのみとなっています。


利払い受取り 0円




現物不動産投資


不動産投資収入は、保有する賃貸マンション3室より賃料 (管理費・修繕費・管理契約費用は別)が、別々の管理会社より18.5万円が入金されました。10年以上安定経営です。


空室が発生しない限り、不動産家賃収入は何にも変化なく、決まった日の銀行口座に振り込まれています。空室・売却損のリスクがありますが、何もなければクレーム対応程度であり、不労収入の王道だと思います。



現物不動産家賃収入 185,000円




年間累計でのインカム投資評価


ほったらかし投資の結果として、2021年1月~5月の


インカムゲインの累計は、

+178万円になりました。



今年の計画ライン400万円に乗っているようです。

もう一度、毎月のインカムゲインごとに見てみたいと思います。



5月度単月は、36.3万円のインカムゲイン収入でした。


インカムゲインは、売却益とは異なり、あらかじめ予測が出来るので『気楽』な投資スタイルです。またインカムゲインと言えども分散投資が基本で、長期・分散は基本中の基本だと実感しています。これが保有しているだけで手に入る『マネーストレスフリー』です。


持っているだけで得られる収入のインカムゲインは、株式やFXの売買のように『市場の上下にハラハラドキドキ』しない運用スタイルでリタイアに最適です。


ただし、ほったらかし運用は、分散投資と長期運用による資金回収が基本となります。ですからFIREと呼ばれる経済的自立をベースとした早期リタイアや退職前の資産形成、退職後の収入確保には最適な投資スタイルなのです。


現在もポジション調整とポートフォリオリバランスを行いつつ運用を続けており、定期的に公開していきたいと思います。ご期待ください。


最後に5月全体のほったらかし投資の『総括とまとめ』をご覧ください。




資産運用にチャレンジしたい、成功率を上げたい・・・でも不安がある・・

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ほったらかし投資、5月総括まとめ


5月のインカムゲイン収入は、年間400万円の計画通りにほぼ推移しました。

年間インカム収入予測は 400万円計画であり順調です。



インカムゲインでは、現物不動産の比率が50%以上を占めています。やはり現物不動産投資は、流動性がないものの不労収入の代表なのです。


また5月は、先月に続いて株主優待を目的とした株を追加購入しています。これらは現在、配当は期待できない飲食関連の株主優待がある銘柄を購入しています。現在、赤字経営が続く業績で経営難であるものの、優待は継続中でありコロナ後を期待して投資をしています。


誰だもが知っているレストランチェーンも苦しい経常赤字が続いており、低くないリスクがありますが、レストラン優待券狙いで購入をに踏み切りました。この詳細は、別途追加記事でご案内する予定です。年間で7万円近いレストランや食堂、ファストフードの飲食優待が貰える、人生を楽しむための目的買いとしました。


また、月末ではリートとインフラファンドの含み益合計も320万円(前月比+20万円)、米国ETFの含み益も、100万円(前月比+10万円)に成長しました。売却をすれば利益確定できますが、売却予定はありません。


毎年入るリート分配金は、税引き年間50万円前後米国ETF分配金も20万円前後の収入が継続的に受取れますので、保有を優先する予定です。これが、インカム投資の醍醐味なのでしょう。



過去FPブログ講座『株主優待』


株主になってプチ優待生活を【下町FPブログ】


5月は、日経平均も3万円台を脱却できないものの、後半は小反発しました。リートはやっとコロナ前近くに復調、米国ETFは最高値へ再上昇、米国債券とインフラファンドは何もなかったかのような相変わらずの利払いを持っているだけの無風投資です。


今後リートは、賃料下落や空室リスクに直面すると考えています。契約更新時に収益悪化の懸念があり、これから2年間位が変化域だろうと感じています。最大下落率は10%程度だと考えています。価格は、コロナ禍でも戻りましたが、東証リート指数は2100位が限界と見込んでおり、新規投資は現在控えています。


米国の企業業績は、ワクチン効果もあり増収増益で好調、雇用や住宅も堅調のようです。ダウもNASDAQも金利の安定に伴いボラティリティも減少してきつつあります。ワクチン接種による集団免疫が近く、雇用・景気・イノベーションで今後も世界をリードしてゆくのでしょう。


ただし、暗号通貨に対する信認不安で価格は5月一緒に急落連鎖したりしています。一日で10%以上の変動も数回発生し、これらの投機的な商品の急変動には今後も注意が必要です。



5月度 運用資産の増減結果について


資産形成には、実は絶対欠かせない3つの力が必要です。


これは、僕のお金の個人レッスンでも3部作で皆さんに個人コーチングしているものです。普遍的な『お金の基本』ともいえるものがあると考えるのです。


個人レッスン『お金の育て方』



大事な3つの力は

①貯める力  

家計改善によるフロー継続


②育てる力  

貯める仕組みとノウハウ


③増やす力  

複利の力を借りての運用


この力が大切なのです。



僕が提供している『貯蓄計画管理表』は、『育てる力』のツールであり、目標資産の推移を可視化出来るのです。


関連FPブログ


貯蓄計画管理表を作ってみませんか?



僕が監修した投資本、最新版お金の教科書(2020エイ出版)でもページを割いて取り揚げているのが『貯蓄計画管理表』です。面倒な家計簿記帳でなく、資産計画と各分散資産の月末の評価額だけ記録する資産管理方法です。


関連FPブログ


FP監修本 最新版『お金の教科書』発刊!



貯蓄計画管理表サンプル



FPコンサルを受けた方には、希望者に『貯蓄計画管理表』を差し上げています。たった月一回の残高記録で、資産の健康診断が出来、確実に資産目標に導びくとツールだと感じています。


僕はもう10年以上記録していますが、エクセルに毎月月末残高を記録するだけでて資産形成と進度の確認が出来るので、おすすめのツールです。



5月度TOTAL資産評価額の変化 (前月比較) 


FPでの収入を加味しない家計資産の増減評価としています。つまり、家計全体の支出に対してインカム収入のみで家計総資産の増減を可視化しています。これは、リタイア後の定期収入がない状態に戻しての資産の増減を検証しているものとお考えてください。


2021年家計資産の評価増減表


5月度の総資産増減ですが

+45.0万円の増加となりました。

内訳

円貨・外貨預金変動    -150万円 
投資流動変動            +195万円


差引累計      +45.0万円


円預金を先程説明した『株主優待株』に投資した結果、円貨が150万円近く減り、その分投資流動性変動資産が195万円増えた形になったのです。


この資産評価額は、インカムゲインに対して生活支出を指し引いた計算方法であり、FP関連の収支は全て除外しています。今月もインカムゲインと評価資産はプラス傾向、資産の取り崩しは発生しませんでした。つまりインカムゲインだけで家計維持が出来、尚且つ貯蓄も出来ている状況が続いおり、少し驚きです。


今月の総資産評価は、為替変動によるプラス評価額の影響を相当受けました。現在の外貨運用比率は、外貨6:円貨4程度となっていますので、1円振れると100万円近い変動、円高ではマイナス、円安ではプラスの評価変化となってします。


5月の為替は、月中にドル円も円高に振れマイナスとなりましたが、月末には109円後半レベルの円安となり、為替評価としては約20万円の増加となりました。結果としては、総資産評価額は564万円となり、資産45万円のプラスに大きく貢献しました。


ドル円為替レート



2021年5月までの総資産の評価増減は


564万円 (対前月+45万円)となりました。



資産運用をすることで得られるゲイン(利益)と運用しないことによる違いです。


運用メリットがリスクを上回ると感じる方は、資産運用を資産形成の道具に加えることも選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。以上が4月度の資産運用結果でした。


これが、『資産運用をしているのと貯蓄だけをしている』との違いです。


いつも上手く進むわけではありません。リスクを取るという事は、不確実性を享受するという事で、僕はリーマンショックの時は、最大▼830万円の減価、今回のコロナショックでも▼355万円の最大評価減が発生しました。


マーケットや為替は、一方的な右肩上がりはあり得ない訳で、上下を繰り返しながらも資産を生んでくれる市場に正しく投資をすることが大事なのです。そしてリスクを取るということは、減ることも覚悟するということですから自身のリスク判定度合いも大事です。



いつも上手くいく訳ではありません
2020年の資産増減評価は大幅マイナス!!
  

2020年 トータル資産の増減 



良い情報だけでなく、こういう厳しい情報も敢えて載せています。


2020年1~10月までの評価損益は
コロナショックもあり最大▼355万円の含み損と散々した。

その後、市場反転もあり、2020年の年間資産評価はマイナス199万円でした。



▼199万円の資産減少、こんな年もあるのです。


こういった万一の下落を精神的に和らげてくれる投資手法こそが、この『インカム投資』です。評価はマイナスに沈みましたが、インカムゲインは毎月入ってくるので、精神的には楽な投資方法なのです。


この確実にキャッシュフローを発生してくれる『ほったらかしインカム運用』は、下落相場でも気持ちを和らげてくれる精神的にも楽な運用方法だと僕は感じています。




大事なことは、『貯めることを考えるか、増やすことを考えるか』です。


本やWEBを真似しても、狙った運用が出来ません。この再現性がないのが資産運用の世界なのです。それそれの方に見合った運用方法があるのです。もし、不安や疑問がありましたらFPを味方につける事をお勧めします。しかも独立系・非販売系のFPをおススメします。


もう1つ大事なことがあります。『 一人で全てやるか助けを求めるか 』です。


あるいは、『自分の人生の計画を立てるか、成り行き人生で進むか』だとも言い換えられます。



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継続は"チカラ"です。持続させるためには動機づけが大切です。ライフプランを作成すれば、子供の教育費・住宅費・老後資金と人生の3大資金が可視化出来、その推移と過不足や必要性の認識が高まり、目標への実現性が確実に増します。



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僕も40代の時に悩み、キャッシュフロー改善のために不動産投資・為替・住宅ローン借り換えと早期完済、債券・株式・ソーシャルレンドに投資して資産形成投資を実践してきました。50歳過ぎた時に現在の貯蓄形成で本当に会社を退職して資産寿命が尽きないか不安でした。


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この経験をその時と同じような40代の方、あるいはリタイアを10数年以内に迎える方の不安や相談に独立系FPとして還元したいと思っています。


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