6月度『ほったらかし運用 』32万円インカムまとめ【下町FPブログ】
貯蓄だけに励むのか、複利の力を活用するのか
インカム運用6月度まとめ
◇ファイナンシャルプランナーが、リタイアに有効なインカム投資を継続検証◇
定期的に資産形成のトライアルをお伝えするFPブログ記事です。
ほったらかし投資チャレンジ 2021過去FPブログはこちら
直近のレポートはこれ
直近の5月までのインカムゲインでの収入の受取累計は、178万円になっており、6月も新たにインカムゲインが入っています。ほぼ何もしないほったらかしのポジションからの入金実績です。
6月は、大きな市場のトレンドもなく、結果的にはダラダラとしたマーケットの動きになりました。最大の要因は米国の動向、テーパリングと言われる今まで中央銀行が実施してきた金融緩和政策をいつ段階的に変更するのかで、株価が上下した月だったとも言えます。
このコロナ禍で、給付金や金利を下げて企業・国民にお金が回る政策を各中央銀行が取っていました。国債や社債の購入もそうです。しかし、結果としてお金がジャブジャブに出回り、預貯金も全体では増え、大きな偏りが発生しています。
21年6月25日に日銀が1~3月の資金循環統計を発表しましたが、日本の個人の金融資産はこのコロナ禍で1946兆円に増額、2020年と比べて何と130兆円も増えていたのです。原因の最大のものは株高と言われており、株価は54%上昇していました。
実は、2020年もそうでした。昨年はあの『一律10万円給付』もあり、1億2590万人に相当する12兆5900億円が配られ、ある意味では預貯金はその分押し上げられた格好になり、そこに株価の復活が起こったのです。
そんな中、コロナ後の金利の正常化の想定=企業の金利負担、インフレ予測による金融緩和の終焉=ばらまいたお金の回収による市場懸念と、ここにきて環境変化に対して債券が売られたり、金利が上下したり、連動して株価が大きく動いたりの6月でした。
もちろんアフターコロナ下で好調予測の業界とそうでない業界で将来予測変動も異なり、市場も株価も右往左往しました。まだこの変化・環境に馴染めず、要人の発言で揺れてしまうのですが、次第に慣れて織り込み始め安定すると思っています。
ただ言える事は、その市場に資金を投じた方の多くの資産は増え、預貯金だけを持っていた方はこの物価の値上がりもあり実質的には目減りしたのが今回だったのです。もちろん暴落が起これば、逆の立場になりますが、"今"はそうなのです。
その揺れたマーケットの直近3ヶ月をチャートグラフで見てみたいと思います。ダウ平均・ナスダック指数・S&P500と日経225平均、最後に東証リート指数の動きです。
NYダウ30工業株価
ダウは35000ドルにタッチした後、跳ね返されています。
ナスダック指数
ナスダックは金利懸念で軟調となった5月から反転、最高値に至っています。さすがに調整が予感されます。
S&P500指数
S&P500も一旦調整の後、ナスダックに引っ張られて最高値に向かっており、順調な状況でした。
日本も6月30日現在でワクチン接種実績が2964万回に到達しています。少なくとも国民4人にひとりは最低1回の接種がされてきたという実績です。先進国のワクチン2周遅れやオリンピックとの綱引きもあるものの、確実に毎日100万回を目指して増加しているのです。
ただし、米国でのテーパリング観測や要人発言を受けて、相変わらず3万円台回復が出来ないのが日本なのでした。上のS&P500の米国主力500銘柄と日本の225社での株価の違いが日本の状況を物語っています。
日経225指数
そして、僕のトライアルのインカム投資ですが、特に大きな変動はありませんでした。つまり一旦配当や分配金が入るポジションを作ってしまえば、決算日・分配日などを意識しているだけで、ほぼ予定していた金額が振り込まれるからです。
安定収益のJ-REIT・上場インフラファンドも予定通りの決算分配でした。家賃や発電が原資ですから、分配金は大きな変化はしないのです。特にリートは、含み益が高くリスクの高い物件を売却したり、入れ替えをするだけで分配金も上昇維持できているようです。
ただし地価はコロナ禍で下落をしたのがこの一年でした。ただし、不動産の含み益を相当リートは抱えていますから、大きな影響はないでしょう。そして東証リート指数は2100が現在のピークだと前回お伝えしましたが、いよいよ2200の壁に当たって何度も跳ね返されています。
それでも徐々に期待利回りが低くなってきており、6月末現在のトータル利回りは3.33%となっています。
東証リート指数推移
4.30リート指数は、
2,063 総平均利回りは3.46%
↓
5.31リート指数は、
2,073 総平均利回りは3.45%と低下
↓
6.30リート指数は、
2,150 総平均利回りは3.33%と低下継続
利回りが低下しているという事は、リート価格が上がっているとご理解ください。
現在さまざまなインカムゲインが入る分野に分散投資をしています。
この実験的な投資スタイルをほったらかし投資としていますが、誰にでも出来そうな売却を伴わないハラハラドキドキしない、保有しているだけ資産を生む投資スタイルです。毎月の利金を頂けるスローライフ投資を目指すFIRE、リタイア向けのまったりとした運用スタイル実証をご覧ください。
セミFIREという考え方
ところで、リタイア後のインカム収入やF.I.R.Eと呼ばれる「Financial Independence / Retire Early (経済的に自立した早期リタイア) 」の実現をするには、インカムゲインという配当や分配金、利息や家賃収入でカバーする経済的自由の獲得が求められます。
よく「FIRE」では、「4%ルール」の話が出てきます。これは、年間支出の25倍の資産を築くことによって、年利4%の投資運用益で生活費をまかなえるという考え方です。年間支出が300万円とするなら、7,500万円の資産を運用すれば、資産の取り崩しが発生しないという考え方です。
ここまでの資産形成と投資ポジションは理論的には可能ですが、多くの方には困難かもしれません。投機的な運用で資産が倍々になったりする大穴的な投機は一つ間違うと簡単にすべてを失うからです。
僕はそこまでではなく、インカムフローと一定の資産取り崩しでまったりとしたスロー/FIRE生活をするスタイルにトライしています。このスタイルを改めて『セミFIRE』と呼ばせていただきます。
セミFIREでしたらそこそこ好きな仕事位をこなしながら、副業的にも配当や利払いを受けて生活する事も出来、そこまでの大きな資金も必要ないでしょう。これなら出来そうな方が、もっと出てくるのではないかと思っています。
貯蓄形成しながら、投資運用をする事がリタイアにとっては不可欠です。そして充分な資産を形成をし、その資産を取り崩しながらも、運用からのインカムゲインも得る生活スタイルを僕は、『マネーストレスフリー』と名付けています。
これを可能にするのは、不労所得の獲得や家計の改善です。僕のFPブログの講座読者やメルマガ会員の方々の多くは、家計改善や資産形成に取り組み、ご自身の夢の実現を目指している方が多いのです。
ところで、僕が取得しているFP資格とは、生活に必須となるお金に関する知識を得られる資格です。
内容は・・・この6分野です。
FP6分野とは・・
ライフプランニングと資金計画
→ 社会保険や年金、ファイナンス計画
リスク管理
→ リスクマネジメント、保険全般、リスク管理
金融資産運用
→ マーケット、株式債券、投資信託、ポートフォリオ
タックスプランニング
→ 所得税、税額控除、住民税、タックスプラン
不動産
→ 不動産取引、法令、取得と税金、有効活用、証券化
相続・事業承継
→ 贈与と相続、税金、法律、評価方法と対策
どうですか?
人生に役立つお金のエッセンスが詰まっていますね。
相談者の方でも、これらの知識を持ってる人とそうでない人では、確実に資産形成の力が違っているとコンサル面談でも感じています。
この話のポイントは資格の取得の有無ではなく、年金・保険などの社会制度や税制、投資の資産運用に知識と関心を持っていることの大事さをお伝えしたいのです。
そして、わざわざ大変なFP技能士の資格を取得する必要はありません。お金に対しての引き出しをいくつも持って、知見を持って行動することが重要だということを知ってください。
FP資格や知識、情報を取得しなくても、これらお金に対して対応することが出来る方法があります。それは、FPを良き相談相手として持つ方法です。最近は、30代の方のメール相談や個別Web相談も増えています。幅広い資産形成やリタイアへの関心の高さを感じています。
このFPブログ講座は200本以上の講座で構成されていますが、これとは別に定期的に僕のインカムゲインの実績もお伝えしています。元々このFPブログ講座のテーマは、40歳からの5000万円資産形成だからです。
この資産を成すには、相当頑張ってお金を貯金するのか、自分はそこそこ働いて、尚且つお金を働かす方法が求められます。でもリタイア後は、お金をあなたの代わりにして働かさないと、お金は減る一方になるかもしれません。
資産拡大の方法には、IDeCoやNISAなどの優遇税制を活用した株式運用や各種リスクを取りながらの運用が有効ですが、50代に入ればリスクを減らし、売買を伴わないインカムゲイン資産の保有や不労収入の獲得にシフトすることをおすすめします。ですから僕は40代から目指す『資産5000万円構築』が大事でありFPブログでも提唱しているのです。
少し資産5000万円形成について考えてみましょう。野村総合研究所では、富裕層を5段階のピラミッドに分類しています。そのピラミッドの中でも資産5000万円前後の方は、準富裕層またはアッパーマス層に分類されます。このゾーンは、会社員でもお金を働らかせれば、十分可能なゾーンです。
そしてこの5000万円を利回り3%~4%という運用で廻せれば、年間150万円~200万円の利金や分配金が永続的に得られる可能性が出てくるのです。これを実現するキーワードが、複利運用や資産運用だと思います。
値上がり益を追求するキャピタルゲインと保有することで得られるインカムゲインを活用する必要があります。リタイアには、インカムゲイン運用が向いていると言われています。つまり不労所得の実現です。そんな観点で、このインカムゲイン収入報告をご覧いただき、インカム投資に関心を持っていただければと思います。
FPブログ解説 ほったらかしインカムゲイン生活とは
あなたのお金の心配を解消してマネーストレスフリーを支援する下町FPの横谷です。この月度インカム収入報告は、通常のセミナー講座とは異なり、実際の運用からの実績や関連する情報を皆さんと共有することを目的にいつものFPブログの中でお届けしています。
余裕のあるリタイアを実現したい
インカム収入の拡大戦術
リタイアをしても出来るだけ資産バランスを崩さないインカム収入源を作り出し、そのフローをベースとしたライフスタイルを狙っています。将来的な貯蓄の取り崩しも視野に入れ、年金受給でも自己実現が可能となるプラスの家計収支を『ほったらかし投資』を基盤にして作り上げる事を戦術としています。
2021年のインカム収入計画は、
約400万円になっています。
インカム収入は、不動産投資の家賃・リート分配金・上場インフラファンド分配金・米国高配当ETF・ドル建て債券・ソーシャルレンディングなどは、支払いが予定されおり、ほぼ『ほったらかし運用』となり、この下のグラフはその収入予定を合算したものです。
ほったらかしインカムゲイン計画
不労収入獲得のインカム投資7つの柱
上場不動産投資信託、J-REITのポジション戦術です。違った決算月別の銘を保有し、毎月の分配金を得る運用スタイルです。REITは数十億から数千億円までの不動産を不動産投資法人が買って、テナントからの家賃を受取り、利益を得る仕組みです。
現在、年間約40万円超の配当収入ポジションを持ち、微調整しながら運用中です。月間分配金は、3万円~7万円になっています。リートは金利の影響や地震リスク・空室リスクがあります。
・住居系リート・物流リート・オフィス系リートを中心に25銘柄を保有中。(2021.4)
J-REITに投資してみた
J-REITと同様のスキームで投資法人利益の90%を分配するのが上場インフラファンドです。利回りは、現在5%~6%であり、入居者とか一切不要ですから、数年先まで分配金が決まっているケースも多いのが特徴です。同類のものには、私慕ファンドの高利回りのものや太陽光ソーシャルレンドで10%超え利回りもありますが、怪しげなものやリスクが高いのでやっていません。
インフラファンドの現在は、メガソーラー発電所が主軸ですが、国のFIT価格という買取価格を活用したファンドです。利回りは、6%前後で10万円位の投資での運用から可能であり、分配月は年2回が基本です。僕は年間15万円前後の分配金を受け取っています。
・現在上場インフラファンドは現在7銘柄ですが、そのうち5銘柄を保有しています。FIT価格低下のニュースが流れたり、増資ニュースが出ると価格調整があり、ある意味買い場となります。
インフラファンドに投資してみた
上場インフラファンド安定収入で年間10万円超のポジション公開
いろいろな株式を一つの箱に詰め込んだのが投資信託です。同じような定義で上場株式のようにリアルに売買出来るのがETFなのです。僕は、米国のETFを保有しています。米国投資には、企業のイノベーションへの力が多く、連続増配や高配当株式が多いのが特徴です。現在ドル分配金は年間2500ドル前後です。
高配当米国ETFの代表SPYD、HDV、VYMや優先株高配当のPFF、ダウ連動のDIA、定番のVTI、社債中心のLQD、国債債券のBNDと四半期配当や毎月分配の銘柄をMIXして保有中です。
投資タイプに合わせたETFで運用しています。これらは米国そのものの高配当銘柄に投資するようなスキームです。ただし、右肩上がりの市場が原則ですので、株式悪化で時計が逆回転する価格下落リスクがあります。
米国ETFに投資してみた
退職金を中心に投資、リタイアに最適の米国国債と三井と三菱ファイナンシャルグループのドル建て社債を長期保有中です。現在年間3000ドルの利息を受け取っています。この銘柄は決算月が異なるため、年6回に渡り利払いを受け取れています。
保有していると金利上昇局面では価格が下がる、株価下落でリスク対策で買われて価格が上がる傾向がありますが、売却を前提にしない運用です。
米国国債とドル建て好利回り優良社債に投資してみた
現在は3室のワンルームマンションを保有中で、運用歴は15年以上ですが、ほぼ空室経験はありません。戦略としては、基本中古マンションを買い、リフォームをしてテナントに貸し出しています。年間の受取家賃は、コアな収入で、確定申告をしながら、家賃を頂いています。実物不動産投資は、不就労所得のコア的な存在です。
築古も大好きで、条件は古くてもバストイレ別、30㎡クラス、駅から9分以内であり、家賃と需要競争力があり、広さと駅近は、古さをカバーしてくれます。もちろんリフォ―ムしていますから、室内の古さは感じません。それと管理体制が大事です。これを絶対の購入条件として、購入運用をしています。
僕は、築古物件の現金投資が基本で、出来るだけ安く現金で買ってリフォームしています。現在足立区・台東区・八王子市で運用中です。経費別として毎月月間18.5万円の家賃が合計で入っています。
現物不動産に投資してみた(中古ワンルームマンション)
ソーシャルレンディングは、クラウドファンディングの一種で、インターネットを通じて資金を必要とする企業と出資者を結び付けるサービスです。
僕は不動産担保型でシニアローン、上場企業が運営会社の低リスク案件のみ分散投資しています。利回りは3%~5%程度で、毎月または3ヶ月間隔で利払いや元本の一部返還を受けています。現在は、再投資を注視していますので償還を待ちながら利払いを受け取る運用になっています。
運営会社もたくさんあり、運用先破綻リスクや運営会社の自体の経営リスクがあります。なかなかメインの投資にはなりませんが、短期で利払いがあるサブインカム投資として参加中です。
ソーシャルレンディングに投資してみた
高金利運用の定期預金や様々なスポットの案件にも投資しています。外貨運用も大きく、為替の影響を強く受けるポジションも保有しています。
この僕の7本の運用を柱として、ほとんどが『ほったらかし運用』に近いインカムゲイン投資を行っています。
もちろん僕はFPとしての相談コンサルティングや昨年で言えば投資本の監修などのFP収入もありますが、これはインカム収入でないので本実績から除外しています。
安心リタイアを実現する資産保有層は・・
出典 野村総合研究所
あなたがもし、ハッピーリタイアを目指すのなら、少なくとも資産3000~5000万円のアッパーマス層を目指して資産形成にチャレンジしたいものです。ここまでは、やり方ひとつで目標到達は可能だと僕は思ってます。
そのためには、お金に関わる知識の勉強や税制・家計収支に関心を持つこととが重要であり、信頼できるFPと出逢う事が大事なのです。
それでは、お待たせしました。
6月度の様々な運用先からのインカムゲインポジションからの収入報告です。
6月度のインカム収入は、32.7万円
6月の各運用からのTOTALインカムゲインは、
32.7万円でした。
FIREを目指す方必見!!
インカムゲインの6月度の内訳
USドルレートは110.9円で計算しています。
6月も、様々な分散投資先からのインカムゲインを頂きました。配当・分配金・利払い・家賃などのインカムゲイン自体は、いくつかのリスクにさえ注意すれば、安定的な運用が出来ますから、FIREやリタイアを目指す方の参考になればと思います。
投資別インカムゲインの6月分析
J-REIT
・3月の決算のJ-REIT投資が6月に分配金が入金、オフィスのグローバルワン×10、商業でもスーパーの店子が多いヶネディスク商業リート×2、大和証券リビング×2、から合計税引き後3.2万円をオーバーする分配金が入金されました。
受取り分配金 32,316円
実は日本は賃金も上がらない中で、欧米・韓国・香港・中国からみると不動産は相当安くなっているのです。世界は賃金所得が上がり続けており、日本の不動産は魅力的に映るのだそうです。リートの利回りと保有物件は魅力的なのです。
月末での僕の含み益も60万円位増加しました。含み益360万円前後となり安心して保有していられる状況が続いています。
上場インフラファンド
・3月決算の上場インフラファンドは、6月が入金ですが、当月は該当する保有銘柄はなく、受取りはありませんでした。
上場インフラファンドは、株式市場の変動にもかかわらず、変動はほとんどありません。もしろ株価が下落すると逆に買われる傾向がみられた月でもありました。ほぼ太陽光メガソーラー発電所ですから、災害や天候不順、売電規制が掛からないとあまり大きな変動はしないのです。
受取り分配金 0円
債券運用(米国)
・米国国債の利払いですが、6月度は発生がありませんでした。
利払い受取り 0円 為替110.9円換算
これらの債権の約束利回りは購入時に確定します。あとは年間2回の利払いを受け取るだけです。
現在のポジションでは、1・3・5・7・9・11月に利払いがあります。
投資信託・ETF(米国高配当ETF)
・米国ETFの分配金は、毎月高配当分配ETFの LQD iシェアーズ米国投資適格社債ETF、PFF iシェアーズ優先株式&インカムETF、DIA SPDRダウ工業ETF、BNDバンガード米国債券ETFからいつもの毎月分配金支払いがありました。
・また、6月は四半期決算月のバンガード米国高配当株式ETF(VYM)とSPDR SP500高配当株式ETF(SPYD)と iシェアーズ米国高配当株式ETF(HDV)からも四半期分配金も入金されています。
株価が調整すると債券(BND/LQD)が上がりますが、6月は債券社債の価格は上がりました。株価が一時的に調整したからです。株式ETFは、残念ながら月中迄は最高値でしたが、結果として5月に比べて含み益は1千ドル以上減少しています。
高利回りの米国ETFに特化
分配金利払い 47,593円
(429ドル) 為替110.9円
米国経済自体は回復している中、6月は金利安定でナスダックはついに最高値更新、ダウは高値圏からヨコヨコ・下落してきています。僕は、高配当ETF中心の保有ですので、満期日の利払いを確認しているだけの『ほったらかし』ですが含み益が減るのは気持ちの良いものではありませんね。
米国ETF投資&ドル債券6月の内訳です。
6月は毎月分配型のETFと四半期ETF全ての入金がありました。
累計ではこんな感じです。1194円ドルのETF分配金、円換算では13万円超えとなっています。
ソーシャルレンディング
・ソーシャルレンドから利払いが、ありました。
現在唯一の運用先、オーナーズブックからは、満期前のいつもの償還に伴う元金返済と利払いがありました。新規案件が連続して配信されていますが、投資は一旦ストップしています。オーナーズブックは、不動産専門のロードスターキャピタルが母体の企業でマザーズ上場しています。
現段階では、最も物件評価や担保設定も安心して投資が出来るソーシャルレンディングです。
利払い受取り 11,790円
現物不動産投資
・不動産投資収入は、保有する賃貸マンション3室より賃料 (管理費・修繕費・管理契約費用は別)が、別々の管理会社より18.5万円が入金されました。10年以上安定経営です。
空室が発生しない限り、不動産家賃収入は何にも変化なく、決まった日の銀行口座に振り込まれています。空室・売却損のリスクがありますが、何もなければクレーム対応程度であり、不労収入の王道だと思います。
現物不動産家賃収入 185,000円
年間累計でのインカム投資評価
ほったらかし投資の結果として、2021年1月~6月の
インカムゲインの累計は、
+210万円になりました。
今年の計画ライン400万円に乗っています。
もう一度、毎月のインカムゲインごとに見てみたいと思います。
6月度単月は、32.7万円のインカムゲイン収入でした。
インカムゲインは、売却益とは異なり、あらかじめ予測が出来るので『気楽』な投資スタイルです。またインカムゲインと言えども分散投資が基本で、長期・分散は基本中の基本だと実感しています。これが保有しているだけで手に入る『マネーストレスフリー』です。
持っているだけで得られる収入のインカムゲインは、株式やFXの売買のように『市場の上下にハラハラドキドキ』しない運用スタイルでリタイアに最適です。
ただし、ほったらかし運用は、分散投資と長期運用による資金回収が基本となります。ですからFIREと呼ばれる経済的自立をベースとした早期リタイアや退職前の資産形成、退職後の収入確保には最適な投資スタイルなのです。
現在もポジション調整とポートフォリオリバランスを行いつつ運用を続けており、定期的に公開していきたいと思います。ご期待ください。
最後に5月全体のほったらかし投資の『総括とまとめ』をご覧ください。
資産運用にチャレンジしたい、成功率を上げたい・・・でも不安がある・・
まずはいろいろFPに聞いてみたいという方はここから
(クリックで画面移動します)
よく具体的な相談に特化して聞いてみたい方 特におすすめ (好評です!!)
個別に顔を見て資料なども含めたWEB面談をしたいという方に最適。
全国どこからでもリモート可能です。
(ライフプラン以外では、最も指名が多く人気です)
☞
ほったらかし投資、6月の総括
6月のインカムゲイン収入は、年間400万円の計画通りにほぼ推移しました。
年間インカム収入予測は 400万円計画であり順調です。
インカムゲインでは、現物不動産の比率が50%以上を占めています。やはり現物不動産投資は、流動性がないものの不労収入の代表なのです。
また6月は、大量に株主優待を目的とした株を追加購入しました。コロナ禍で配当は期待できないものの、飲食関連の株主優待がある銘柄を購入しており、コロナ後を期待して優待を貰って待つ投資スタイルです。
FPブログ関連講座
また、月末ではリートとインフラファンドの含み益合計も370万円(前月比+50万円)に成長しました。売却をすれば利益確定できますが、売却予定はありません。
毎年入るリート・インフラの分配金は、税引き年間50万円前後と米国ETF分配金も20万円前後の収入が継続的に受取れますので、保有を優先する予定です。これが、インカム投資の醍醐味なのでしょう。
6月度 運用資産の額の増減について
資産形成には、実は絶対欠かせない3つの力が必要です。
これは、僕のお金の個人レッスンでも3部作で皆さんに個人コーチングしているものです。普遍的な『お金の基本』ともいえるものがあると考えるのです。
大事な3つの力は
①貯める力
家計改善によるフロー継続
②育てる力
貯める仕組みとノウハウ
③増やす力
複利の力を借りての運用
この力が大切なのです。
僕が提供している『貯蓄計画管理表』は、『育てる力』のツールであり、目標資産の推移を可視化出来るのです。
関連FPブログ
僕が監修した投資本、最新版お金の教科書(2020エイ出版)でもページを割いて取り揚げているのが『貯蓄計画管理表』です。面倒な家計簿記帳でなく、資産計画と各分散資産の月末の評価額だけ記録する資産管理方法です。
関連FPブログ
貯蓄計画管理表サンプル
FPコンサルを受けた方には、希望者に『貯蓄計画管理表』を差し上げています。たった月一回の残高記録で、資産の健康診断が出来、確実に資産目標に導びくとツールだと感じています。
僕はもう10年以上記録していますが、エクセルに毎月月末残高を記録するだけでて資産形成と進度の確認が出来るので、おすすめのツールです。
6月度TOTAL資産評価額の変化 (前月比較)
FPでの収入を加味しない家計資産の増減評価としています。
つまり、家計全体の支出に対してインカム収入のみで家計総資産の増減を可視化しています。これは、リタイア後の定期収入がない状態に戻しての資産の増減を検証しているものとお考えてください。
2021年家計資産の評価増減表
6月度の総資産増減ですが・・・
+86.6万円の増加となりました。
内訳
円貨・外貨預金変動 +128万円
投資流動変動 -41万円
差引累計 +86.6万円
この資産評価額は、インカムゲインに対して生活支出を指し引いた計算法であり、FP関連の収支は全て除外しています。今月もインカムゲインと評価資産はプラス傾向、資産の取り崩しは発生しませんでした。つまりインカムゲインだけで家計維持が出来、尚且つ貯蓄も出来ている状況が続いる市場環境なのです。
今月の総資産評価も株価の含み益と為替の円安評価がインカムゲイン以上の資産拡大となりました。ドル円の為替は、月末に111円にタッチし、110.9円の円安で終了したからです。
ドル円為替レート
2021年6月までの総資産の累計評価増減は
累計650万円 となりました。
運用でお迷いの方、これが
資産運用をすることで得られるゲイン(利益)と運用しないことによる違いです。
運用メリットがリスクを上回ると感じる方は、資産運用を資産形成の道具に加えることも選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。以上が6月度の資産運用結果でした。
『資産運用をしているのと貯蓄だけをしている』との違いは大きいのです。
もう1つ大事なことがあります。『 一人で全てやるか助けを求めるか 』です。
FPは顧客ニーズに対応したライフプラン作成をします。貯蓄、投資を開始する前に大事なお金管理を成功に導くライフプランを作成する事をお勧めしています。作成する事で千万円単位の貯蓄差がはっきり出てきます。
継続は"チカラ"です。持続させるためには動機づけが大切です。ライフプランを作成すれば、子供の教育費・住宅費・老後資金と人生の3大資金が可視化出来、その推移と過不足や必要性の認識が高まり、目標への実現性が確実に増します。
ライフプランの問合わせは早いほうがベストてす。
お申し込みは、FPトータルサポートまで
お金のことを相談してみたいけど、誰に相談してよいかわからない方など、まずはFPへの相談から始めませんか?
Zoomオンライン相談も承っております。
(全国対応)
・人生の3大資金への資産運用
・退職後のマネーフリー資金作り
・相続・贈与対策
・家計収支の改善
・老人ホーム入居資金作り
・リスク別資産運用ご提案
メール相談は無料。個別面談が実質ゼロになるプランあります!!
まずは無料メール相談からでも大歓迎!!
************************************************************
FP事務所トータルサポートからの支援
************************************************************
人生にはライフイベントが色々控えています。
・あなたは、お子さんの将来教育資金を貯蓄する資産形成準備は整っていますか?
・あなたは自宅購入のローンを払い続けても、家計破綻しない自信がありますか?
・あなたは年金だけでリタイア後やっていける貯蓄に自信がありますか?
僕も40代の時に悩み、キャッシュフロー改善のために不動産投資・為替・住宅ローン借り換えと早期完済、債券・株式・ソーシャルレンドに投資して資産形成投資を実践してきました。50歳過ぎた時に現在の貯蓄形成で本当に会社を退職して資産寿命が尽きないか不安でした。
独学でリタイアプランとキャッシュフロー表を作ったもの、その時FPと出会えたら不安なんてなくなったのにと今でも思います。
この経験をその時と同じような40代の方、あるいはリタイアを10数年以内に迎える方の不安や相談に独立系FPとして還元したいと思っています。
もし、あなたが40代以上で、将来やお金に対して不安があり、貯蓄をあるいは投資をして資産形成を目指すのならライフプラン作成を検討してはいかがでしょうか。
シミュレーションでは毎年の家計の収支や貯蓄残高が、将来(生涯にわたって)どのように推移するかを予測できます。 キャッシュフロー表によりお金の寿命を可視化 ↓ クリックで拡大します。
この作成で結婚や子育て、老後における家計の姿がはっきりと見える化できる事から、家計診断をする上で、極めて優れた人生設計ツールとなります。 ライフプラン作成はの貯蓄力の判定や資産寿命・必要保険の可視化が出来ます。
人生の羅針盤の第一歩として僕と作成してみませんか。
ライフプランの作成サンプルはここから
提供するプランはここから
お支払いはカードでできます。
FPライフプランレポートのサンプル
(相談の進め方PDF)
キャッシュフロー表から収支や金融資産残高、年金推移などもグラフ化します。↓
迷ったら、 無料相談から、ファイナンシャルプランナーを味方につけて下さい。
本当にそうすべきかどうかは、あなたの状況や、意向を把握しなければ判断をすることはできません。僕はFP自身の個人的な考えを主張するのではなく、あなたが自ら判断できるようにサポートすることこそがFPの役割であると考えています。
下町FPはあなたの人生の羅針盤づくりのサポートをします。
費用は掛かりますが、 元本保証のない危険な商品や株などでで何百万も損失を出す前の自己への投資とお考え下さい。 これこそが先行投資です。 お金の相談や不安がありましたら、下町FP横谷まで上記のお問い合わせタブ からご一報ください。
******************************************************************
下町FPは日本ブログ村・人気ブログランキングに参加しています。 記事が参考になった方は、下の【ファイナンシャルプランナー】をクリックください。 他の記事も見れますし、ブログ作成の励みになります。
★更にお得な情報
無料メール相談・FPプラン申込み依頼
お金のことを相談してみたいけど、誰に相談してよいかわからない方など、まずは無料でFP相談を体験してみませんか?
FP申し込みプランはここから
下町FPへのお問い合わせは下記フォームよりご相談・お問い合わせください。
初回メール相談は無料、個別面談も実質無料プランあり、 お気軽にご連絡ください。
無料メール相談も大歓迎!!
以下の5点はメール送付時には必ず記入ください。
①お名前とメールアドレス
➁在住の都道府県 〇〇県
③年齢 〇〇歳
④困り事や心配事項や具体的な相談内容
- 家計管理や家計収支の見直す方法は?
- お金の運用方法は?
- 子供の教育費の目安は?
- 住宅購入や住宅ローンを見直すには?
- 保険の見直し方法は?
- 老後や年金のことが心配なので老後の生活設計を立てるには?
- 住宅ローンの返済計画を見直す方法は?
など、お気軽にご相談ください。
⑤依頼:無料メール相談・初回個別相談・希望パック名等
(たとえばライフプラン診断)等のいずれかを記入ください。
メルマガ会員発行特典 絶対お得です!!
メルマガ発行をしています。 ブログでは書けない資産形成や 貯蓄5000万円を目標にマネーストレスフリーを支援します。更新時には、ダイジェストメールが届くので購読も便利です。
登録者には
無料の4つの特典を進呈中
・『40歳から間に合う資産形成 虎の巻pdf』
・FPも使う貯蓄寿命が見える『キャッシュフロー表xls』等随時進呈中
登録はここをクリック
登録は メルマガを申し込む
この記事へのコメント