FPブログFIRE41 配当拡大ステージ 収益不動産というアセットを持つメリット・デメリット (経済的自由と自立FIRE)


経済的自立FIRE ㊶収益不動産というアセットを持つメリット・デメリット


知っているようで?  本を眺めただけ、ウェブで検索しただけでFIREを理解したつもりになっていませんか? FIREとは、状態なのか、何を目指すのか?


一過性のブームに終わらせないためにも、しっかりと整理して、ご自身なりの実現性の高いFIREを考えてみませんか。


お金にまつわる様々な有用な知識を独自の視点や切り口で独立系FP&非販売のFPが解説します。


*******************************

ファイナンシャルプランナーjp専門家登録


ファイナンシャルプランナー.jp



FPブログ解説  不動産投資には株式と異なるリスクがある



今回からは、不動産投資がFIREに対してどう有効に機能するのかというテーマシリーズの開始です。


株式や投資信託には値上がり目当ての売却利益、いわゆるキャピタルゲインと配当などによるインカムゲインがあります。


実は不動産にもあるにはあるのですが、都心部以外では地価は下落していたり利用価値が低い不動産も多く、購入価格以上での売却を狙えるのは一部の場所に限られるでしょう。どちらかと言えば『あわよくば』程度に考えておくことです。


それでも、不労所得や早期リタイアの代名詞として、不動産投資は有名です。


最近は、米国株式などの成功でFIREを実現する人も多くいらっしゃいますが、株式市場の低迷で苦労されている方の話もよく聞きます。


株式がもともとハイリスクなのは、言うまでもないことです。


不動産投資で狙える利益の本命は、インカムゲインです。保有していることで貰える賃料の獲得が基本的な投資戦略になります。


実際、不動産投資のみでFIREを実現された方もたくさんいらっしゃいます。そういった方は、どちらかと言えばFIREではなく、私はあえて『不動産賃貸業への転職』だと思っています。


不動産投資のインカムゲインの獲得手段は、代表的なものとして 戸建て賃貸、一棟建て賃貸、マンション等区分所有、駐車場経営などが有名です。またこれらは、新築と中古・築浅と築古などと選択肢も大きいのが特徴です。



これらは権利を買う現物不動産投資ですが、これと似たスキームの投資としては、リートへの投資があります。大きな違いとしては、ご自身で経営するか、しないかの違いだともいえます。


受け取った賃料から経費を差引いたものが真水の利益として受け取れるのが自己投資(経営)であり、全てを収支を清算して分配できる原資部分を一定分配しているのがリート(不動産の債券化)の収益です。


リートは大規模な賃貸不動産を投資家から資金調達をして、運営します。投資家は、経営利益の一部を分配金として受け取るだけです。一方、現物不動産投資は、不動産業として確定申告などの決算で利益確定と納税が必要になります。


それぞれに、メリット・デメリットが共存しています。


僕も区分所有の投資マンションを3戸持っていますが、リートからも同程度の収入が入る分散投資をしています。イメージとして年不動産100万円:年REIT100万円といったイメージです。


このFIREのシリーズは、年間400万円のインカムゲインを受け取る独立系非販売のFPが、さまざまな運用の常識とされている投資方法やリスクを斬り、本当に安定的なFIRE=経済的自立を解説する長期FPブログ講座シリーズです。


『FIREの実現!! 年間400万円超えインカムゲイン獲得』過去の2021年運用の総括

FIRE講座をはじめから学んでみたいとお考えの人はこちらから スタートページ



あなたのお金の心配を解消してマネーストレスフリーを支援する下町FPの横谷です。不動産投資とFIREは相性がよいと言われています。


特に資産形成に不動産を活用している人は昔から多く、さまざまな業者もこの世界に参入しています。


投資による売却益や配当は、FIREでの生活費を確保する分散投資の資金源として有効です。この時、異なる性格の運用アセットを持って活用することを分散投資といいます。分散投資の一つとしても不動産は有望です。


今回のシリーズでは、FIREへの運用やポートフォリオ構築に現物の収益不動産をどう加えられるかを考えていきたいと思います。


下町FPブログ・メルマガ講座は、FP視点からの簡単なワンポイントで情報を整理し、お金のお得情報をお届け発信しています。


貯金箱にお金を貯める局面と貯金箱からお金を取り出す局面がある



FIREにおいて不動産投資は、いくつかのパターンでの運用ができます。まず資産が少ない資産形成のステージでの不動産の活用法としては、少ない頭金で収益物件をローンなどを組み、貰った家賃をローン支払いに充当する運用です。


レバレッジ経営といいます。

つまり、てこの原理で大きなきな物件を持ち上げる投資です。


このステージで気を付けなくてはならない点は、手元にお金はほとんど残らないことです。


FIREの資産拡大ステージと資産フローステージのふたつがあり、不動産は両方に使えます。



どこに家賃が消えているのかと言えば、管理維持費や物件のローン返済費用に毎月得た家賃が充当されており、つい運用収益を得ていることを忘れてしまうことです。


2002年、購入した港区芝のワンルームマンション28㎡


これは何故起こるのかと言えば、毎月の家賃が収益として実感できずにスルーしてしまうことに疑問を持ってしまう事で起こりがちなのです。僕も初めて買った区分マンションの時はそんな経験をしました。


当時、港区芝の物件を頭金10万円で購入しました。実際、家賃から管理費やローンを差引くと1万円ちょっと位しか家賃が残らないので、ほとんど儲かっていないと感じてしまうことが何回かありました。


空室が出るとローン返済や管理費が自腹になるという恐怖はいつもあります。


最終的には、7年間運用して幸いに空室らしいものは発生せず、そのマンションはリーマンショック後に売却に出しました。買値から若干の値引き額で売却に至り、ローンの残債を返したら、それなりの現金が残ったのです。


この現金は、運用の実家賃収益だったと改めて気づきました。


投資自体が無駄だった、手元にお金が残らないので不動産投資が失敗だと考えてしまいがちですが、家賃収益は物件の自己所有分の拡大のためにローンに充当されていると常に考えることが大事なのです。


受け取った家賃で投資ローンを返済することは、明らかに物件の自己所有分が拡大していることで、キャッシュフローが改善しているのです。


15年~20年位の所有期間で受け取った家賃と繰り上げ返済で借入ローンがうまく早く返済できれば、例えば月間8万円の家賃が全て自身で使えるお金に変わる可能性が今の不動産市況にはあります。


これらの方法は資産形成のステージの運用であり、ローン完済にて家賃キャッシュ受取りのステージに変えた瞬間に資産フローステージへと突入できます。


これが家賃から生活費が得られるステージであり、こうなると相当の経済的な余裕が不動産から生まれるのです。


FIREでの分散投資なら中古区分マンションが無難


不動産投資でFIREを実現した人の多くは、ハイリスクな運用スタイルの人が多いと感じています。有名処では、地方の築古戸建投資であり、長期間住んでいない超格安な戸建てを買って簡易的なリフォームをして賃貸に貸し出すスタイルです。


300万円で買って50万円位で簡易的なリフォームをして、家賃5万円で貸し出すなどの方法で、高い利回りを確保するのです。


或いは、築古マンション投資などは立地・管理・サポートが整っていれば、家賃下落はほとんど起こらないというメリットを活用する方法もあます。これらを何戸も保有してゆくといった方法が高収益の投資スタイルです。


耐震工事済みのマンション


また、オンボロアパート・空室だらけの物件を格安で仕入れて、コツコツとリフォームしながらバリューアップするという投資方法もあります。


街の不動産屋さん巡りをしてテナントをつけて頑張る、苦情もできるだけ自身で処理して利益を追求するスタイルなども有名です。


最初の一棟は現金比率を高く、それをテコに一棟ではなく複数拡大保有する。ローンを賃料で返済しつつ、現金買いしたアパートの抵当権などを活用して次の一棟を買う。


これらのローンには事業としての物件評価もありますが、個人の属性が大きくものをいう運用です。しかし、これは全力不動産投資であり、しかも不動産業になってしまいFIREとは実は言えないでしょう。


一攫千金も破たんも背合わせです。これでは40年間続かないでしょう。


初めての不動産投資の資産形成で避けるべき投資は、勉強もしないで買うこと、新築中心の投資です。決して失敗ではありませんが、単価が高く効率は悪くなりがちです。


それは新築アパート・新築区分マンションも同様で、避けたほうが無難です。


投資向けのローンは、自己資金ゼロ近くで借りることが出来ても、賃料・建物価値はそこがピークです。中古のバリューアップなら1万円家賃が上げられますが、新築は最初が家賃のピークで周りの競合でや賃料下落に巻き込まれやすいのです。


また、立地は中古物件の方がたくさん選べます。良い立地の新築は高く、安ければ立地や環境を妥協している可能性があります。もちろんどちらもよいものから売れていくので、見極める力が必要です。


近くに競合物件ができたり、新築家賃が剥離したりすれば、市場の競合にすぐ巻き込まれるのが賃貸経営ですから、はじめての物件の購入要件には慎重な判断が必要です。


例えば600万円の新車のベンツと10年落ちのベンツでは何が違うのでしょうか?。走るという機能はほとんど同じですから、この価格の違いは新しさと装備、新車のステータス位です。


逆に10年前900万円だった車が400万円だとすれば、グレードも程度も良い車なら、お買い得と判断する人もいます。経年にわる値落ちは想定以上かもしれませんが、ステータスや安心感を取る人もいるのです。


新車での元は明らかに取れません。


また、節税などの甘い言葉に簡単に乗ってはいけません。


新築対中古での不動産投資比較は、多くの場合は中古に価格交渉やリターンも含めて軍配が上がりそうです。それだけ新築は希少ですし、それ以外はすべて中古であることから、条件は選び放題ともいえるからです。


FIREで収益不動産というアセットを持つ理由


不動産をベースにした運用は、昔から資産形成の定番です。


しかし方向性を間違うとプロでも失敗するのが不動産投資です。不動産投資は長期運用で結果が出るもので、失敗に気づきにくいのです。ですから資産形成の場面でローンを組み購入しても、節税目的の投資で毎月赤字ならば、おすすめできません。


経営赤字は、ある意味資産形成の後退にもなりかねません。確かにローン自体は本人がほとんど負担していなく家賃がプールされていくのは事実ですが、毎月赤字の持ち出しでのリスクは大きすぎるでしょう。


これを逆説的に節税に有利と誘う業者もいますが、賛同はできません。


ただし、現物不動産投資で毎月のキャッシュフローが目に見えて入ってくる状態でしたら、長期投資としても有望です。


しかも、築15年前後の価格や家賃がこなれた履歴の分かる物件でしたら安定感がでますから、株式や債券と違った性格のアセットを持つという方法でお勧めができます。

解決方法を検討するファイナンシャルプランナー


FIREに向くのは、本格的な事業でアパートを数棟とか売却益を狙うプロレベルの投資家ではなく、一般的なリタイアへ向けた無理のない不動産投資での資産運用です。


預貯金や株式などの一部売却益を使った現金を中心に購入して、毎月の家賃を現金で得ると株式の配当金よりも安定したキャッシュフローが得られるでしょう。


株式などの配当や分配金、債券の利金、現物不動産アセット、緊急予備費用としての低リスク資産を上手く組み合わせて、低リスクのポートフォリオをつくりFIREを目指すのが最も良いと考えられます。


FIREの保有資産に現物不動産を組み込む醍醐味、お分かりになりましたか?


次回は、経済的自立FIRE ㊶ 経済的自立FIRE、配当拡大ステージとして、 収益不動産というアセットを持つメリット・デメリットについて解説したいと思います。


次回講座 ㊷いろいろな不動産投資 富裕層と言えば不動産投資だった時代



資産拡大ステージでの運用では、収支がマイナスにならない中古収益物件取得でFIRE時点でのローン完済を目標にする。FIRE実現時は、資産フローステージとして、毎月の家賃で生活費の1/4程度がカバーできる不労所得の実現を狙うと、分散的なインカムゲインが獲得できます。




                                                     

*********************************

もう会社に頼らない『経済的自立FIRE』をFPが応援

              次はココの矢印です。

このWEBシリーズは本編50本のシリーズです。まずは下の各バーナーをクリックして各FIREステージにリンクして読み切ることが出来ますが、第1章から読み続けることが完全FIREへの近道かもしれません。

 

第1章 FIREムーブメントの正体について

① マネー・ストレスフリーのムーブメントの到来

マネー・ストレスフリーのムーブメントの到来

➁ リタイアに必要な資産額を算出しよう

リタイアに必要な資産額を算出しよう

第2章 資産運用より、まずは家計を整えよう

③ 家計把握とバランスシートで倹約生活

家計把握とバランスシートで倹約生活

④ 収入より貯蓄をまず重視しよう

収入より貯蓄をまず重視しよう

⑤ 貯蓄率UPのポイントはゼロベース予算での家計見直し

貯蓄率UPのポイントはゼロベース予算での家計見直し

⑥ 自動積立て入金で確実にFIRE計画を達成

自動積立て入金で確実にFIRE計画を達成

第3章 FPを味方にステップを検討しよう

⑦ C/F表でFIREへのモチベーションUPを

C/F表でFIREへのモチベーションUPを

⑧ FPを味方にすると成功率は上がる

FPを味方にすると成功率は上がる

⑨ 運用の見える化をFPとやってみる

運用の見える化をFPとやってみる

⑩ 自分に合ったFIRE4つの類型から考える

自分に合ったFIRE4つの類型から考える

⑪ 2段階の運用ステップでFIRE運用法を確立

2段階の運用ステップでFIRE運用法を確立

第4章 リスクと分散投資の有効性を忘れずに 

⑫ 運用の成果とリスクは背中合わせ

運用の成果とリスクは背中合わせ

⑬ 長期運用での暴落との付き合い方

長期運用での暴落との付き合い方

⑭ FIREのための運用先の選定

FIREのための運用先の選定

⑮ 米国発ムーブメントのルールと背景を知る

米国発ムーブメントのルールと背景を知る

⑯ 分散投資に相関係数は見逃せない

分散投資に相関係数は見逃せない

⑰ 非課税運用優先と社会保障先細りリスク対応

非課税運用優先と社会保障先細りリスク対応

第5章 候補『米国投資』の有効性と危うさ

⑱ まずは証券会社に口座開設してみよう

まずは証券会社に口座開設してみよう

⑲ 資産拡大ステージ  配当拡大ステージ向け 米国株式投資編

資産拡大ステージ  配当拡大ステージ向け 米国株式投資編

⑳ 配当拡大ステージ  米国株式での配当投資編

配当拡大ステージ  米国株式での配当投資編

第6章 候補『J-REIT投資』は安定大家さん

㉑ J-REIT投資でキャッシュ獲得を

J-REIT投資でキャッシュ獲得を

㉒ REITで毎月4%分配金を狙う

REITで毎月4%分配金を狙う

㉓  J-REITの購入タイミングと保有の考え方 

J-REITの購入タイミングと保有の考え方

ブレイクタイム1  忘れてはならない税負担と最大リスク

㉔ キャピタルとインカムでの税負担は実は違っている

キャピタルとインカムでの税負担は実は違っている

㉕ シークエンスオブリタイアはFIRE最大のリスク

シークエンスオブリタイアはFIRE最大のリスク

第7章 候補『株式投資信託』は運用の王道

㉖ 人気投票上位の米国ETF投資銘柄

人気投票上位の米国ETF投資銘柄

㉗ ETFでなくとも投資信託という選択肢

ETFでなくとも投資信託という選択肢

㉘ 投資信託購入前の仕組みと読み方

投資信託購入前の仕組みと読み方

㉙ 人気投票上位の投資信託の特徴

人気投票上位の投資信託の特徴

㉚ 投資信託の購入タイミングと保有の考え方

投資信託の購入タイミングと保有の考え方

㉛ 分配と売却ステージ 毎月分配投信と毎月分配ETFの違い

分配と売却ステージ 毎月分配投信と毎月分配ETFの違い

㉜ FIREで必要な投資信託の運用期間と投資経験

FIREで必要な投資信託の運用期間と投資経験

第8章 候補『インフラファンド』への投資


㉝ 6%利回り多数! 上場インフラファンドの特徴

6%利回り多数、上場インフラファンドの特徴

㉞ 銘柄も少なく、利回りが魅力のインフラファンド

銘柄も少なく選定と利回りが魅力のインフラファンド

㉟ 上場インフラファンドの購入タイミングと保有の考え方

上場インフラファンドの購入タイミングと保有の考え方

ブレイクタイム2 インフレリスクとFIRE

㊱ インフレリスクに負けないFIRE運用に向く商品は

インフレリスクに負けないFIRE運用に向く商品

第9章 候補『債券投資』という安全な選択肢

㊲ リスクを取りすぎない債券投資の活用

リスクを取りすぎない債券投資の活用

㊳ 債券投資は投資先と確定利回りと利回りがポイント

債券投資は投資先と確定利回りと利回りがポイント

㊴ 債券ETFと生債券投資との違いと使い分け

債券ETFと生債券投資との違いと使い分け

㊵ 債券購入のタイミングと保有の考え方

債券購入のタイミングと保有の考え方

第10章 候補『現物資産・不動産投資』をFIREに活用する

㊶ 収益不動産というアセットを持つメリット・デメリット

収益不動産というアセットを持つメリット・デメリット

㊷ いろいろな不動産投資 富裕層と言えば不動産投資だった時代

いろいろな不動産投資 富裕層と言えば不動産投資だった時代

㊸ アセットの一つとしての区分マンション投資

アセットの一つとしての区分マンション投資

㊹ キャッシュフローを重視したマンション投資

キャッシュフローを重視したマンション投資

第11章 リスクを相殺、『分散投資の有効性』

㊺ アセットアロケーションで売却・配当・違う値動きを持つ

アセットアロケーションで配当生活・値動きの異なる資産を持とう

㊻ FIREのステージと到達レベルで運用方法は違ってくる

FIREのステージと到達レベルで運用方法は違ってくる

最終章 実はFIREよりもFIが大事な訳

㊼ 最強のFIRE生活資金、年金を味方にしよう

 最強のFIRE生活資金、公的年金を味方にしよう

㊽ 5大支出 自宅を持つ、子どもが進学などの将来設計はどうする

5大支出 自宅を持つ・子の進学などの将来設計はどうする

㊾ 実際のFIRE生活、インカムゲイン生活の実態は

実際のFIRE生活、インカムゲイン生活の実態は

FIREはひとつの選択肢 経済的な自立とライフプランを手に入れよう

FIREはひとつの選択肢 経済的な自立とライフプランを手に入れよう

あとがき

◇FPが解説する長期FIREシリーズ あとがき 


編集後記 FPから経済的自立FIREを目指すあなたに

あとがき FPから経済的自立FIREを目指すあなたに


これらシリーズを繰り返し読んでいただき、ご自身のFIREなりをプランニングされることを願っています。迷ったりご相談が必要でしたらご連絡ください


FIREに向けた資産構築のステップについて(再整理)


FIREに限らず、資産形成のステップには共通項が多くあります。ただし、FIREは、通常のリタイアよりも時間的な制約があったり、公的年金の受給まで長く資産からのフロー所得を活用しなくてはならないのが特徴です。


したがって、お子様の進学や住宅ローン返済などのハードルと同時に生活費や老後資金を作らなくてはならず、より家計よりのフロー(収入-支出の差額)をいかに作るのか、蓄えた資金の運用に回していけるかがポイントとなります。


資産構築のステージとしては、まずは運用よりも家計改善であり、家計を整えることです。まずは先取り貯蓄の自動積立貯蓄でも良いでしょう。ボーナスの貯蓄率を限りなく高めることも重要ですが、これらの継続にて運用の追加資金を増やすのです。


100万円を年利4%で廻せたとしても年間4万円ですが、月4万円貯蓄を増やせればそれだけで1年分の利益確保が継続できます。


僕の相談者の方で入社以来、貯蓄率が50%を超えており所得が増えても継続した結果、40歳前で資産が7,000万円超えていた方もいらっしゃいました。


あるいは、上場企業の役員をされている40代の方は、忙しくお金を使う時間もなく、気づいたら貯蓄高が1億円を超えており、FIREを意識してコンサルを受けたケースもありました。貯蓄体質は、運用より大事です。


スタートは家計を整える事です。次に初めて運用に回して複利のチカラを活用して、更に資産を増やすステージが資産拡大ステージです。株式や投資信託が複利の主役になるでしょう。



そして、複利運用によって資産が拡大しても、どこかで売却しないと利益は確定できません。7,000万円以上程度に資産が成長しても。このポジションの売却中心でのFIRE実現は厳しそうです。それは、いつも運用がプラスになる訳ではないからです。


そこでアセットを売却をしなくても、収益も得られるポジションへの変更を推奨しています。それがインカムゲイン運用です。そのシリーズではインカムゲインのつくり方を手厚く説明しています。


僕も現在年間税込みで400万円以上のインカムゲインを毎年得ています。



僕が実践しているのは、株式配当・リート分配金・上場インフラファンド分配金・ソーシャルレンディング・現物不動産投資・債券利金・海外銀行定期預金からの利子などが主力ですが、分散投資によるアセットとリスクの分散投資が基本です。


こうして不労所得が確実に得られるようになったら、FIを実感できるでしょう。このサイクルの繰り返しでアセットを厚くすることで、生活支出を投資収益が上回るようになります。


ここまでくれば、マネー・ストレスフリーの常態になったといえます。あとは自身の環境は判断ができます。働き方や生活スタイルを調整すればよいです。リタイアだけがFIREではありません。経済的な自由の獲得、選択肢を手に入れましょう。


こうしたスタイル構築は、繰り返しますがFIRE本やWEB、ユーチューブを見てもセミナーに行っても解決しません。自身の事情に合わせたコンサルティングを受けて処方箋を考えるプロセスを受けると安心感や将来の見える化が相当違って見える筈です。


当FP事務所には様々なFIRE向けの相談申し込みが入ります。僕も実際机上でない投資ポジションを持っているから安心して申し込まれているのだと思います。


それらの当事務所が持つノウハウや引き出しから、今後の貯蓄対策、公的年金対策、将来の人生の三大支出も踏まえてのコンサルを受けられることをおすすめします。


詳しくは、ブログ講座やFPメニューをご覧いただき、ご判断いただければと存じます。



FPへのご連絡、お待ち申し上げております。


    

                 


この記事へのコメント

2023年07月01日 17:43
海外投資より不動産投資の方が多いんですね。勉強になりました。